2025年2月27日、東京都八丈島の沢の小径へ行ってきました

八丈島のフィールド

ここ数日、八丈島はいい天気が続いています。着実に冬から春に向かっています。

植物の生育を観察しますと、発芽からどんどん生長していきます。私が観察しているある種の植物は1月末から新芽が出てきましたが、まだ生長途中でした。

この数日の暖かさで、私が今まで気が付かなかった変化が出る可能性がありました。


今日は、「2025年2月27日、東京都八丈島の沢の小径へ行ってきました」と題してのお話です。


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沢の小径

沢の小径は坂上中之郷のえこ・あぐりまーとの近くにあります。文字通り、三原川の隣に道が続いており、ぐるっと一周できます。

沢の小径の概略道。Google mapより転載。

強い期待を抱かず、気楽にデータ集め

私の第一目標は野鳥ですが、簡単に出会えるわけではありません。声が聴こえたら、双眼鏡で観察の繰り返しです。

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森で視界は遮られてしまいますが、声は聴き分けられます。いつものように、声を元に種の判別をし、居場所をQFieldにプロットしていきました。

シジュウカラ、オーストンヤマガラ、ヒヨドリ、キジバト、シチトウメジロ、ウグイス、モスケミソサザイがいました。

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沢の小径は意外と植樹された人工林も含まれています。樹冠は高いところにありますので、シジュウカラやオーストンヤマガラは頭上を移動します。

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ただ、すべての野鳥が樹冠を移動するかといいますと、そうではありません。沢の小径には、生長過程の低木もあります。

沢の小径の入口付近と違って、この奥は暗くなります。

このような環境を好む野鳥もいます。葉の裏側に潜んでいる昆虫やクモ、木の実を狙って、シチトウメジロが通過します。

シチトウメジロZosterops japonicus stejnegeri
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

冬から春に向かっている季節ですので、広葉樹の葉はまだ小さいです。雲が切れますと、暗い森野中でも日差しが差し込みます。

もう少し時間が経ちますと、シダ植物やコケの新芽が見られるようになります。

楽しみですね

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今年の冬は観察したい植物がありました。ハチジョウカンスゲとシマテンナンショウです。

ちょうどいい時期を逃してしまったため、ハチジョウカンスゲの花は来年となってしまいました。

一方、シマテンナンショウはといいますと、今年は例年より気温が低かったため、まだ満開になっていません。今がちょうどいい時期となっています。

ハチジョウテンナンショウはもう少しあとですね

シマテンナンショウArisaema negishii Makino
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

今日は、「2025年2月27日、東京都八丈島の沢の小径へ行ってきました」と題してのお話でした。

ここ数日いい天気が続きました。この数日の暖かさで、私が今まで気が付かなかった変化が出る可能性があると思い、沢の小径へ行ってきました。

野鳥は声のみが多く、見ることはあまりできませんでした。一方、植物はシマテンナンショウが見ることができました。

もう少しで春です

沢の小径も色々変化することと思います


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