2020年9月24日、台風12号が八丈島近くを通過しました。飛行機は羽田ー八丈島間の1便、2便の全便欠航し、船は25日までの3日連続で欠航しました。
その影響で、小包の出荷の遅延、スーパーでは徐々に空のコーナーが増えて来ました。天候が悪くなると物資の移動が滞るのは、離島ならではの問題があります。
離島では、台風が近づきましたら、まず食糧確保です。
今日は、「台風12号通過後の八丈島の天気は、強風、小雨、曇りでした。その様子」と題してのお話です。
先日の様々の箇所の閉鎖もありましたので、解除になりましても、すぐに道路や林道へ行ってはいけません。ワンクッションおいてから行ったほうが安全です。
実際、鴨川林道では土砂崩れが起きました。安全が確認されるまでは、しばらくは林道に入らないほうがいいです。
裏見ヶ滝
早朝は強風でした。
坂上の方も強風と霧のような小雨。遠くの三原滝も出現していました。
台風が通過すると島には大量の雨が降ります。中之郷の裏見ヶ滝も怖いくらいに増水します。
八丈小島
いつもですと、台風が通過すると天気はよくなるのですが、今回は曇りか雨でした。八丈小島の上空も厚い雲に覆われ、ときどき雲の切れ間から光がこぼれていました。
眠るイソヒヨドリ
野鳥は家がありません。台風が来ている時は、木や岩の影に身を置いてやり過ごすしかありません。
昨晩はとても疲れたでしょう。イソヒヨドリのメスは木に留まってぐっすりと眠っていました。
そっと数枚撮影し、離れました。
美人のイソヒヨドリのメス
イソヒヨドリといえば、以前から気になっているフィールドがありました。ここは、3羽のオスがいつも争っています。
その原因がわかりました。これです。
メスがいました。イソヒヨドリのメスは、先ほどの写真のように地味な色合いをしています。
地味は地味なのですが、とても可愛くないですか?いろいろ野鳥を撮影してきましたが、かなりの美人さんと思いました。
オス3羽がひたすら争い続ける理由がわかったような気がします。
相手を見つけ、餌用のフィールドと営巣のための候補地を確保。イソヒヨドリは春までにやることがたくさんあります。
台風の通過後は、野鳥は人に対して警戒心が若干弱くなります。この瞬間にいろいろなものを見させていただきました。
知らないことは、まだまだたくさんありますね。
PR