まだ、4月というのに、今朝も湿度が高かったですね。部屋をカビさせてはいけませんので、起きてそうそう、除湿機を動かしました。
八丈富士と三原山の山頂を見ますと、霧に覆われていました。6月を連想させる天気ですが、八丈島の6月はもっと湿度が高くなります。

日本全国を回ってきましたが、八丈島のような天気の土地もあるんですね
八丈島6年目ですが、未だに新鮮です。
さて、4月とか6月とかの気象の話をしていますが、ヘゴの森も温かいんだか肌寒いんだかよく分からない気候です。
今日は、「2022年4月23日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
念のため、レインウェアを来て散策しました
八丈島は南の島です。突然の雨は普通に起きます。
空模様は予測がとても難しい状況でした。

雨が降ったらごめんなさいね

いえいえ、ガイドさんの責任ではありませんよ

それではレインウェアを来ていきましょう
今日のお客様は若い夫婦です。

何でヘゴの森へ来たのですか?

実は、仕事とは関係ないのですが、突然植物に興味を持ってしまいました(笑)
そうしましたら、いてもたってもいられなくなって・・・

それで予約したんです
「思い立ったが吉日」ということでしょうか?お二人は即行動でした(笑)。
ヘゴの森散策路全コースの様子
昨晩、雨が降ったのでしょうか?ヘゴの森はしずくでいっぱいでした。
スギに着いているコケはすべて立ち上がっていました。


ねえ、このレンズ持ってて
短いレンズに変えるから
一眼レフカメラは男性が使うイメージですが、この若い夫婦は少し違います。奥様が、一眼レフカメラを自在に操って撮影してました。
お二人が撮影しているのは、ヘゴの幹の断面です。

今は4月ですが、6月の天気が合わさるとこんな感じになります。もちろん、本当の6月はここに霧が加わります。

若いヘゴの幹は硬い棘で覆われています。奥様は短いレンズで棘のアップを撮影し、旦那さんは、自分の手を入れて、スマホで棘の恐ろしさを撮影していました。


スギの墓場に来ました。この場所はフウトウカズラが繁茂しています。
フウトウカズラに囚われたスギの木は、数年で枯死し、台風などの強風で倒れます。

一眼レフカメラを使える人は、もちろんスマホも使えます。奥様は、大型のシダ植物のリュウビンタイの写真を撮影していました。


これって食べられるんですよね

よくご存知ですね
八丈島では、ヒカゲヘゴの新芽をすりつぶしてお団子にして食べたそうです
そして、ヒカゲヘゴは、毛で覆われていますので、動物を触ったような感触を楽しめます。



ガイドさんってアメリカの大学にいたんですよね

そうですね、ポストドク時代はUniversity of California-Davisにいました

私はアリゾナにいたんですよ
アリゾナ州は、カリフォリニア州の南で接している州です。

暑くなかったんですか

もう、大変(笑)
旦那さんも、実は、私とは分野は違いますが、研究者。こだわるわけです。
お二人とも、童心にかえり、夢中になって、ヘゴの森を散策しました。

今日は、ヘゴの森へいらしていただいて、ありがとうございました