今朝は雨。そして、三原山も八丈富士も霧で真っ白でした。
まるで6月ですね(笑)。あまりの湿度に2台の除湿機を動かしました。
八丈島の梅雨は湿度100%の日が続きます。除湿機がないと、温度と湿度の条件がカビの生育にベストになり、家が大変なことになります。
朝は雨だったものの、時間が経つにつれて、雨がやみました。

お!?
今日のお客様はラッキーかも
今日は、「2022年4月22日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
お客様は神奈川県からの自然ガイドさん
ヘゴの森でガイドをしていますと、様々な方々と出会います。山が大好きな人、海が大好きだけれどもなぜかヘゴの森へ来てしまった人(笑)、そして、同業者です。

どこからいやっしゃいましたか?

神奈川から来たんですよ
私は心の中で、いつもの「ここも東京なんですけれどもね」が言えなくて苦笑いをしていました。
お話を伺うと、お客様は神奈川の森のガイドさんでした。

同じ自然でも、神奈川と八丈島は違いますよね
視野を広げるためにヘゴの森に来ました
お客様はとても勉強熱心な方でした。
ヘゴの森コースの様子
今日は、すこし散策路がぬかるんでいましたので、ヘゴの森コースを選択しました。

この大きなシダ植物はなんですか?
お客様がご覧になっているのはリュウビンタイです。ヘゴの森のシダ植物の中でも大型のものです。


これはヒトツバですね
さすがガイドさんです。というか、

私は不要かも・・・
と心の中で思いました(笑)。

ヘゴの森入り口に来ました。

ブログの通り、ジェラシックパークみたいですね
お客様は私のブログの読者さんでもありました。

読んでいただいて、ありがとうございます(^^;)

ヘゴの幹は気根で覆われています。気根は硬いので、一見、幹に強固に着いているように見えますが、写真の右下を見ていただけると分かるように、重力でひっぱられて根がぶら下がっています。

これは、ただ、幹を覆っているだけなんですよ

そうなんですか
面白いですね

今朝は雨が降りましたね。ヘゴの森ではコケの勢いが増しました。

ヘゴの森の中は、雨上がりでしたので、少し暗かったです。それでも本土とは異なる植生でしたので、とても喜ばれていました。


これはなんですか?

ヘゴの横断面の見本ですね
ヘゴは木ではないので、年輪が無いんです
横に見える模様は葉柄が落ちた部分ですよ

ヘゴの森コースで見られる木生シダは、ほとんどがヘゴです。ですが、遠方に見えるのは棘が毛に変わったヒカゲヘゴです。
写真では見づらいですが、木生シダの上部が金色になっているのがヒカゲヘゴです。


新芽大きいですね
食べごたえがありそう(笑)

若いヘゴの新芽ですが、棘があるのでどうでしょうか・・・(笑)?

お客様が触っているのはジュウモンジシダです。中心にすっと伸びた葉身と基部に左右にでるヒゲのような葉が十文字だからです。

最後はハチジョウカグマ。ハチジョウカグマはコモチシダの仲間です。

個体によっては2 mくらいになるんですよ

へ〜
すごいですね


神奈川とは別世界でした
今日はヘゴの森散策路全コースへ行けなくて残念でしたが、楽しかったので、また来ますね

今日は、ヘゴの森へいらしていただいて、ありがとうございました