EOS R3を初めて使ってみました

写真機材

腰を痛めてから、ずっと本業をおろそかにしてきました。今日は腰の状態もかなり良かったので、久しぶりに環境調査をしてきました。

今月も継続的に観察したいと思います

さて、せっかく外に出ましたので、受け取ってからずっと眠っていたあのカメラを持ち出しました。


今日は、「EOS R3を初めて使ってみました」と題してのお話です。


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私のEOS R3の設定

iPhone 12

もともと、私は、EOS R3は野鳥の撮影のために購入しました。今のところ、EOS 7D Mark IIと同じように使えるように設定をしました。

各ボタンなどのカスタマイズはこちらです。

シャッター方式:電子シャッター

ドライブモード:高速連続撮影+

測光モード:評価測光

撮影モード:マニュアル露出

ISO感度:ISOオート

EOS R3の被写体追尾(トラッキング)は、とても優れています。多くの場合、一度被写体を認識すると外しません。

今までEOS 7D Mark IIでは親指フォーカスを使ってピントを合わせていましたが、EOS R3ではデフォルトのシャッターボタンの半押しのままにしました。


EOS R3の上面のボタンの使いやすさ

iPhone 12

EOS R3の上面のボタンは、ユーザーに対してとても親切に配置されています。私の場合ですと、ドライブモード、測光モード、ISO感度を変えますが、左のピンク破線枠、右青破線枠どちらを使っても同じ設定が出来ます。

おそらく、EOS-1D X Mark III、EOS R5、EOS R6のどのユーザーでも迷わずに設定できる配慮なのかも知れません。

あれっ?

ここは・・・

なんて悩む必要がありません。とても良くできていると思いました。


オオハクチョウを撮影してみました

八丈島では、すでに多くの方々が、きれいなオオハクチョウの写真を撮影していますね。私も、

お〜

と感心しながら見ていました。ですので、今回の私のEOS R3のテストでは、オオハクチョウをそっと撮影するという感じです。

私のEOS R3は、

瞳検出:する

と設定していました。しかし、オオハクチョウの被写体の特性か、あるいは、被写体との距離の関係から、瞳検出は働きませんでした。

オオハクチョウの頭部を検出していました

オオハクチョウCygnus cygnus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

また、私のEOS R3は、

ISO感度:ISOオート

と設定していました。EOS R3のISO感度がどのくらいまで使えるのかも確認しました。

下記の写真はISO4000で撮影しましたが、私の用途には普通に使えそうでしたね

オオハクチョウCygnus cygnus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

EOS R3で視線入力を使ってみました

私のEOS R3は、

視線入力:する

と設定していました。

近くにコハクサンボクの赤い実がありましたので、撮影してみました。

コハクサンボクViburnum japonicum var. fruticosum
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

EOS R3は、初めはピントが合わず、そのあと、奥の赤い実を瞳と間違えて検出したりして、なかなか苦戦していました。

EOS R3も、

撮影者は、たぶん、これにピントを合わせたいんだろうなぁ・・・

という頑張りをファインダー内で見せてくれます。

カメラなのに、なかなか可愛いところがあります

そこで、視線入力です

私は、EOS R3背面のサブ電子ダイヤル1の中心にある設定ボタン(緑色の破線のSET)に視線入力のON/OFFを割り当ててあります。

iPhone 12

視線入力をONにしますと、ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじのようなアイコンが現れ、ふわふわと漂い始めます。コハクサンボクの赤い実のエリアに視線を向けますと、EOS R3のフォーカスエリアが

ここですね

という感じで反応します。あとは、シャッターボタンを半押しからさらに深く押すだけです。

はじめは

視線入力なんていらない

と思っていたのですが、EOS R3に関しては、ピントの照合がとても速く、間違えて連写をしますと不要な写真の量産になります。

視線入力は、おそらく、それを防ぐための機構なのかも知れません。


私はEOS 7D Mark IIでは、シャッターを押すことに集中力を使っていました。EOS R3では自動でピントが合ってしまいますので、構図、色彩、ISOと写真の他の要素へ意識を向けることができます。

視線入力では、撮影者とカメラが対話するような感じです。つくづく、

不思議なカメラが誕生したなぁ・・・

と思いました。

今日は、EOS R3の初めての撮影でした。これから、気づいたことがありましたら、このブログで情報の共有したいと思います。

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EOS R3

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