梅雨のような天気の八丈島です。曇り、雨、曇り、雨・・・の繰り返しです。
4月ですが、家では除湿機が頑張っています。
雨ばかりの八丈島ですが、春の花はちゃんと咲いています。
今日は、「2024年4月中旬、東京都八丈島で見られる身近な花について」と題してのお話です。
本当は植物の写真を撮るのは苦手です(笑)
私は野鳥写真から写真を始めましたので、植物の写真を撮るのは私にとっては本当に大変です。
初めに植物の名前を覚えて、八丈島で見られる場所を覚えて、花の季節を覚えて、そして、植物の写真の撮り方を覚えて・・・。
八丈島は風の強い島ですので、ブレブレの写真のオンパレードです(悲)
カッコ良い写真は撮れませんので、基本に忠実に撮影しています
マルバアキグミ
マルバアキグミは八丈島の海沿いに生息する低木です。花の時期はちょうど今ですね。
肉眼で見える範囲で説明しますと、地味目の丸みがかった葉、4つの白い花弁と4つのおしべの花。花の大きさは小さく、びっしりと咲いています。
マルバアキグミは海沿いにありますので、風で揺れまくりです(笑)。撮影するためには、風が止むのを気長に待たなければなりません。
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
オオマツバウンラン
今の時期、草丈が高く、青色の花がびっしりと鈴のように着いている植物を見たことがありませんか?
これはオオマツバウンランです
この植物は草丈が高いので、風が吹くとゆらゆら~、ゆらゆら~っと動きます。じっとするまで待たなければなりません。
オオマツバウンランは、八丈島では、本当にいたるところで見られる身近な植物です。
毎年花を見ていますので忘れがちですが、実は北アメリカ原産の帰化植物です。
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM
ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)
春になりますと、明らかにマメ科の植物で小さなピンク色の花をつける植物が見られます。
ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)といいます
八丈島では、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)はいたるところで見られますね。
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
イワタイゲキ
今の季節、大潟浦の海沿いの岩場を見ますと、黒い溶岩を背景に黄色い花をつけた植物が見られます。
群生を形成しているこの植物は、イワタイゲキとよばれています
大潟浦は潮風がおもいっきり来るところなので、植物の生息地としては不適な場所です。ところが、イワタイゲキはびくともせず毎年ここで黄色い花を咲かせています。
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
今日は、「2024年4月中旬、東京都八丈島で見られる身近な花について」と題してのお話でした。
マルバアキグミは八丈島の海沿い、オオマツバウンランとカラスノエンドウは陸地のいたるところで、イワタイゲキは大潟浦の海沿いの溶岩で見られます。
いずれも私たちの生活圏で身近で咲いている花ですので、目に留まるかも知れませんね。
PR