八丈島の富士山の登山道入口とその周辺の身近な植物について

八丈島のフィールド

今年の日本列島は大雨でした。ここ八丈島でも例に漏れずです。

八丈富士の登山道と鉢巻道路は、土砂崩れで通行止めになったこともありました。


今日は、「八丈島の富士山の登山道入口とその周辺の身近な植物について」と題してのお話です


以前、このブログでも八丈富士の登山道入口が、土砂崩れのために通行止めになったことを紹介しました。


でも、八丈富士への登山を考えている方に朗報です。

八丈富士の登山道の通行止めは解除になっています(一部工事中です)。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

やったー

八丈富士は1,280段の階段で登れる山として紹介されています。「階段」と書かれて、簡単に登れる山の印象がありますが、「山」は「山」です。

お客様からは、

全然簡単じゃないじゃん!!!

という嘆きはよく聞きます(笑)。

そうです

八丈富士は山なのです

大変なのです

楽しみだけでなく、登山の準備はちゃんとしてくださいね。下記のリンク以外にも有益な情報がありますので、登る前にチェックして、安全に登山をしましょう。

八丈富士ハイキングMap


それ以外にも、念の為、現実も見てください。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

これは、八丈富士にある土砂崩れを防ぐための土嚢です。たくさん積んでありますね。

以前は、こんなにありませんでした。開通した八丈富士の登山道も、土砂を取り除いただけで、大雨が降れば再び土砂崩れが起きる可能性があります。


悪天候のときは、危険ですので、迷わずすぐに登山を中止しましょう

え~

大雨が降ったら中止か~

八丈島まで来たのに、登れないのか・・・

まあまあ、せっかく八丈島に来られたのですから、元手はとりましょう


八丈富士の頂上へ行けなくなった場合あるいは途中で断念しても、見るものはあるのです。あなたの周辺や足元を見てください。

今の時期ですと、アジサイが連続で咲いています。

7月まではガクアジサイが主流でした。でも、8月からはラセイタタマアジサイの季節です。

ラセイタタマアジサイは以前、このブログで紹介しました。ザラザラの葉っぱ、球の形をした蕾、そしてくす玉を割ったように出てくる花・・・。

ラセイタタマアジサイHydrangea involucrate var. idzuensis hayashi.
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

ガクアジサイとは違った趣のアジサイです。あなたの周辺にもきっとあるはずです。


次は足元を見ましょう。

雑草ばっかりですよ

でも、「雑草」という言葉で野草を括らないで、よ~く観察してみましょう

あれ?

ピンク色の小さな花をつけた植物がある・・・

そうですね

これです

クルマバナClinopodium chinense subsp. grandiflorum
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

これはクルマバナといいます。ちょうど今ぐらいから見られます。小さい花ですが、ピンク色の花が緑に映えますね。


有名どころの植物は、他にもまだまだあります。でも、身近なものも捨てがたいですよ。

八丈富士への登山だけでなく、八丈島のすべての自然を満喫して、ぜひ、楽しい時間をお過ごしくださいね。

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