2020年8月9日、八丈島のヘゴの森でガイドをしてきました

ヘゴの森ツアー

ヘゴの森ってどんなところですか?

木生シダの群生と自然林でできています

野草や野鳥も見られます

八丈島がTVや雑誌などで特集されると、だいたい出てきますね

今日も、「2020年8月9日、八丈島のヘゴの森でガイドをしてきました」と題してのお話です。


はじめに、最近のヘゴの森の注意点として

  • 八丈島にあるヘゴの森は私有地です。公認ガイドといっしょでないと中に入ることはできません。
  • 突然のスコールがおきますので、レインウエア の用意をお願いします。
  • 長い梅雨の水が残っていますので、カ(蚊)が大発生しています。長袖長ズボン、虫除けなどの対策をお願いします。
  • 靴は、人それぞれですが、足首が弱い人は軽登山靴がいいと思います。
  • お手洗いはありませんので、出発前にはすませてください。
  • ウイルス問題が解決するまで、マスク着用でご参加ください。

今日は、午前中は女性3人組、午後は日本に住んでいるフランスの方3人のダブルヘッダーでした。ガイドの写真での様子は、午前の部だけ紹介します。


ヘゴの森の入り口付近には、ヘゴが頭上を覆っています。今年は長い梅雨の影響を受けたようで、茶色に変色した葉が目立ちます。

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ヘゴの森は、場所によってはヘゴのすぐ脇を通ります。周辺には、ハチジョウカグマ、シロヤマシダ、ジュウモンジシダ、ナチシダ、カツモウイノデなどのシダもあります。

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ところどころには、撮影スポットがあります。今のスマホのカメラは高性能ですので、本格的なデジタルカメラでなくても、かなりの解像度で記録することができます。

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ヒカゲヘゴのエリアを散策する3人です。

足元は枯葉で覆われていますね。この枯葉は、今年の八丈島の豪雨で落ちた生葉が枯れたものです。

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若いヘゴは、木の幹は鋭い棘で覆われており、素手で触ることはできません。ところが、ヒカゲヘゴは、その棘が毛に変化したものです。

ですので、触り心地はとてもいいです。

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今日のヘゴの森上空は、厚い雲で覆われていました。スコールの直撃を受けるか心配でしたが、午前の3人も、午後の3人も無事に回ってこられました。


なかなか大変ですが、特にカ(蚊)対策を万全にすれば、植物や野鳥を楽しみながらゆっくりと一周できます。

自然には興味がありますが、八丈富士を登るまではちょっと・・・

という方には、ヘゴの森はおすすめの散策路ですよ。

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