黄砂の中の東京都八丈島の八丈小島の様子

八丈島のフィールド

2024年4月20日。いい天気が続いている八丈島です。

山も海も綺麗な景色が見られますね

私もいろいろ周りました

さて、いい天気のはずですが、八丈島の風景が薄っすら黄色のもやがかかったような感じです。


今日は、「黄砂の中の東京都八丈島の八丈小島の様子」と題してのお話です。


スポンサーリンク

本当に天気がいいと、八丈小島のすべての色がパキッと鮮やかになります

八丈島の身近でアイコン的な存在の八丈小島を例にします。八丈小島は八丈島からわずか4 km離れている無人島です。

本当に天気がいいと、空は青、海は青、山は緑と本当にすべてがハッキリとした色になります。この景色だけ見ただけでも、八丈島に来た価値があります。

1年を通して、ここまで綺麗な八丈小島はあまり見られません

色の彩度で目が痛いですね

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

天気が悪いときの八丈小島の様子

八丈島は年間3,000 mmの降水量です。本来は、雨ばっかりの島です。

この雨は、そのときそのときによって強さが違います。霧のときは、八丈小島は薄っすらと白いもやに包まれた影のように見えます。

一方、強い雨が降るときは、信じられないかも知れませんが、八丈島からは八丈小島が全く見えなくなります。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

黄色のもやの正体は黄砂

島民のお話を伺いますと、この黄色いもやの正体は中国から飛んできた黄砂のようです。

私は国内外いろいろなところに住んできました。その中で「黄砂」をハッキリと意識したのは富山県に住んでいたときでした。

ご存知のとおり富山県は日本海側に面しています。その分、中国からの黄砂がたどり着きやすい地形です。

研究室の仲間が、アレルギー症状を出して苦しんでいるのを見ました。

空を見てごらん

富山県の空は薄っすらと黄色になっていました。

そして、私が今見ている黄色のもやは、当時のものとよく似ていました。


黄色のもやに包まれた八丈小島をいろいろな角度で見ました

ここまで、ハッキリしている黄砂はあまりありません。せっかくですので、八丈小島をいろいろな角度で見ました。

八丈島から八丈小島まで最短で4 km。本来、ここまで近ければ「色」はそのままの色で見えるはずです。

ところが、現実は黄色いかすみの中に八丈小島はありました。撮影した写真から異常な黄色さが伝わるでしょうか?

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

海水面からの八丈小島は見られましたので、次は八丈富士側から八丈小島を眺めました。

八丈小島は黄色いかすみの中に、そして、視線を上にしますと空の青い部分が見えてきます。つまり、私たちが生活する層は黄砂で覆われていることが分かりますね。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

もう少しだけ、見る場所を上にしました。見える景色はほとんど同じです。

このような明らかな黄砂で包まれる八丈小島は初めて見ました。貴重な瞬間に出会えました。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

今日は、「黄砂の中の東京都八丈島の八丈小島の様子」と題してのお話でした。

晴れの日と天気が悪いときの八丈小島を紹介し、黄砂の中の八丈小島を紹介しました。

八丈島から八丈小島まで4 km離れていますが、黄色のもやで八丈小島はかすんでいました。

ここまでの黄砂は八丈島では稀です

貴重なシーンを見ることができましたね


PR

タイトルとURLをコピーしました