いつもですと、台風が去ると晴れ間が覗くのですが、あまりいい天気になりませんでした。
今日(2020年10月12日)は、「台風14号は去りましたが、八丈島は雨が降ったり止んだりでした」と題してのお話です。
八丈島の空の一瞬の晴れ間にうかぶ八丈小島
昨日は、ほとんど曇りのどんよりとした天気でした。しかし、一瞬だけ、青空も見られました。
風も雨も強かったのに、本当に一瞬。たまたま、居合わせてラッキーでした。
底土側は波のうねりが強かったのに対して、南原側は、それよりもはるかに穏やかな波の様子でした。
山側は水を吸い込んだ土砂が流れて危険です
ここ数日間で八丈島は707 mmの降水量を記録しました。土が水を吸えば、その重みで流れます。
昨日の私のブログでも土砂崩れのお話を紹介しましたが、八丈富士の登山道でも起きていました。
安全のため、当面、落ち着くまで八丈富士へ行くのはダメです。
身近なところを散策し、野草を探しましょう
山が危険ならば、身近なところで散策です。いつもは遠くを見がちな視線を足元へ向けてみましょう。
風になびいたねこじゃらしが、たくさん生えていますね。アキノエノコログサです。
少し歩きますと、また何かがありました。
キクのような花です。これは、以前も紹介しましたが、ノコンギクといいます。
今回は、危険なので八丈富士には行きませんでしたが、山から麓までの生息域の広い植物でもあります。
最後も、よく見る植物です。これは、ハチジョウイタドリです。
花のように見えますが、これは実です。花も実も派手ではありませんが、私はこのしっとりとした色や形が大好きです。
駆け足で、八丈島の安全な場所を回りました。見えないところで、台風14号の影響がまだまだあるはずです。
慌てないで、ゆっくりと、気候や土地の回復を待ちましょう。
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