八丈島も秋に入りました。
まだ暑いですが、私は夏用の服から冬用の服を出しました
え゛っ
おかしくないですか?
まあ、そうなんですけれども、最近は夕方まで外にいると肌寒くなってくるんですよね
寒さで撮影を途中で中断したくないので・・・
南の島の八丈島も、こんな感じで季節の移り変わりが分かります。
さて、人が肌寒さを感じるようになっているということは、渡り鳥も来ているということです。
今日は、「2022年10月中旬の東京都八丈島の渡り鳥の様子」と題してのお話です。
バン
羽数は少ないですが、秋になりますと、八丈島でもバンが姿を現します。でも、警戒心が強く、近くには来てくれないですね。
調べてみますと、バンは渡りをするそうです。カモとは違う体型とあの翼で本当に海を渡ってきたのかよく分かりません。
カルガモ
本土では、カルガモは留鳥です。ところが、八丈島では渡り鳥です。
といいたいところですが、今年は1年中見られた個体がいました。ですので、今年は少なくとも1羽は留鳥だと思っています。
さて、最近見た個体ですが、これらはペアでした。行動から判断しても、おそらく、渡ってきたと思います。
土砂降りの中、たたずんでいました
ハクセキレイ
八丈島では、ハクセキレイも渡り鳥です。本土では普通に繁殖するハクセキレイも、八丈島では、春から夏にかけては姿を見なくなります。
最近見られたハクセキレイは、本来、野鳥がいるべき場所と違うところにいますので、八丈島の地形を理解していないと思います。
この初々しさがいいんですけれどもね
今の時期の八丈島では、ハクセキレイは成鳥から若鳥まで見られます。
ムナグロ
足輪をつけているわけではありませんが、私は、今年の秋の時期だけでも、ムナグロは入れ替わっていると思っています。
最初に来た群れ、次の群れ、その次の群れ・・・と、群れの数、居場所など激しく変わっています。
ムナグロは野鳥ですので、人が近づくと、当然飛んで逃げてしまいます。でも、気をつけて接すれば、私の場合は、かなりの時間、一緒にいることを許してくれます。
見張りの個体とか、眠っている個体とか、伸びをしている個体とか、そして、水浴びをしているこたいとか、1つの群れといっても色々な行動、個性が見られるものですね。ムナグロには、毎年、勉強させてもらっています。
今日紹介した八丈島の渡り鳥は、ムナグロを除くと、本土では留鳥です。初めて知ったときは、びっくりしましたが、八丈島の地形を理解していない個体が見受けられますので、確かに彼らは渡り鳥です。
当たり前と思えることは、場所が変わると、当たり前でなくなるようです。八丈島のフィールドでは、知らないことに出会える機会がとても多いですね。
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