2023年3月7日、東京都八丈島で小さな春を探してきました

八丈島のフィールド

先日、八丈島の春の植物として、シマテンナンショウ、ハチジョウモクレイシ、ヤブツバキの花、オオアリドオシ、アオキの実を紹介しました。

それ以外にもシチトウスミレもありますね

今日の八丈島は暖かく快晴で、本当に春到来のようでした。せっかくですので、この季節に見られるものをさらに探しにいきました。


今日は、「2023年3月7日、東京都八丈島で小さな春を探してきました」と題してのお話です。


スポンサーリンク

御蔵島と三宅島が見られました

今日は快晴でした。海な凪で見通しが良かったですね。

さて、八丈島に住んでいますと、島の南側をよく見ます。

八丈小島が見える展望台が南側にあるからでしょうか?

今日は、写真は撮りませんでしたが、青ヶ島もしっかりと見えました。一方、反対の北側はどうでしょうか?

今日は、御蔵島と三宅島が見えました

八丈島からはこれらの両島が重なって見えます。

御蔵島と三宅島
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

オオバヤシャブシ

花が地味な植物ですが、オオバヤシャブシも春に花を咲かせます。ちっちゃい松ぼっくりが雌花、大きなふさふさが雄花です。

八丈島では、この樹木の花粉にアレルギー反応を示す方が意外と多いです。

アレルギーが激しいので、見ていて辛そうですね

お大事にしてください

オオバヤシャブシAlnus seiboldiana
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

ハチジョウクサイチゴ

八丈島では、暖かくなりますと、シチトウスミレが目につき始めます。そして、そのあとは野生のイチゴです。

今日は、山にハチジョウクサイチゴの花を見にいきました。

葉は、三つ葉のような形をして、花は白い花弁で大きめです。群生のたくさんの花を楽しんできました。

ハチジョウクサイチゴRubus nishimuranus Koidz.
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ウミウ

八丈島では、野鳥の繁殖期が始まっています。シジュウカラ、オーストンヤマガラ、モスケミソサザイ、ウグイスのさえずりが聴こえるようになりましたね。

キジのオスも歩いていました

さて、春になりますと、八丈島からいなくなる野鳥もいます。ウミウは秋に八丈島へ来島し、春になると去ります。

海沿いでウミウを見ましたが、このようなシーンももうすぐ見納めです。

ウミウPhalacrocorax capillatus
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

今日は暖かく快晴でした。春の到来のようですね。私は、春の花、去る直前の野鳥を楽しみました。

青空の下、八丈小島も輝いていましたね。贅沢なひとときでした。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

野鳥の繁殖期が始まっていますので、フィールドでは自身の知らないことが観察できるかもしれません。

野鳥を脅かさない範囲で、これからは双眼鏡を持ってフィールドに入ったり、トレイルカメラを仕掛けたりしたいと思います。

PR

タイトルとURLをコピーしました