野鳥の写真撮影は、野鳥といい関係を築くことが大切です

動物

今日は、健康診断に行ってきました。お知らせでは9:00〜となっていましたが、その時間に行ったら、

次は13:30〜です

えっ・・・

私が着いたときには全ての予約が埋まっていました(笑)。八丈島では、こんなことはよくあります。

せっかくですので、13:30までアリの実験をしていました。予備実験ですが、面白い結果が出ました。

いつか、このブログで紹介しますね


そんなわけで、今日は蔵出しのお話になります。


今日は、「野鳥の写真撮影は、野鳥といい関係を築くことが大切です」と題してのお話です。


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この人はどうでもいい人と思われることが大切

以前のブログでも書きましたが、私は焦点距離400 mmの短い超望遠レンズが一番大好きです。いい写真を撮るためには、野鳥に対して

この人はどうでもいい人

と思われることが大切で、その過程が好きだからです。


野鳥は、いい関係を築いて引きつけて撮る

私の撮り方です。そうやって訓練して、600 mmの超望遠レンズを使うと、400 mmの距離で撮影ということになります。

ウミネコLarus crassirostris
EOS 6D Mark II+EF400mm F5.6L USM

ウミネコが私の近くに降りました。全く逃げませんでした。

400 mmのレンズで十分ですね

遊びで、600 mmを使ってみました。超どアップになりました(笑)。

ウミネコLarus crassirostris
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ウミネコが

撮るんじゃない!

という顔にはなっていないですよね。ちなみに、顔がキツイのは元からです(笑)。

シャッターを切った後、飛ばさないで、ゆっくりと離れるときが至福のひとときです。


慣れてくれれば自然の姿を見せてくれます

アマサギを撮影しました。

アマサギBubulcus ibis
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

アマサギを見つけても、

どう撮ろうかなぁ・・・

とぼ〜っとしながら考えます。

この時間がとても大切です。この間に、アマサギも、私を見て大丈夫かどうか判断し、距離を測り、私との関係性を築きます。

さらに、ぼ〜っとしていると、だいたい近づいてきます。あとはアマサギの行動を邪魔しないように撮影です。


種によっては、残念ながら関係性を築けず、近づけない野鳥もいます

私は、基本、サギ類は苦手です。様子を見て、そっと近づいても、飛び去られることがあります。

ふわっと飛んで、すぐ降りてくれれば、ほっとします

苦手ですので、サギの場合は、第一選択肢は600 mmになります。もう、ずっと遠くからの撮影です(笑)。

でも、飛ばしてしまうよりはいいかなぁ・・・

アオサギを遠くから撮影しました。

アオサギArdea cinerea
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM

撮ったら、いつものとおり後ずさりです


野鳥からどうでもいい人と思われる利点

野鳥は、人と違い、常に死と背中合わせで生きています。ですので、私は危害を加えない人と思っていても、相手には伝わらず、逃げられてしまうのは普通です。

でも、どうでもいい人と思われると、びっくりするような行動もしてくれます。

ゴイサギNycticorax nycticorax
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

目の前でゴイサギが寝てしまいました。ゴイサギの特徴的な赤い目が見られないのは残念ですが、寝ている姿を見られるのも、それはそれでOKです。


情報は、人伝え、本、ネットと色々な手段で入ってきます。いずれの手段もいいのですが、自分で調べた生の情報や野鳥に対していい関係を築く方法は、もっと変え難かったりします。

まだまだ修行中ですが、1枚1枚の写真にその生の情報を入れられるようになるのが、今の目標です。

お楽しみにしていてくださいね

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