先日、CanonからEOS R6 Mark IIIの発表がされました。プロ仕様のカメラでもないのに、有効画素数3,250万画素、フルサイズセンサー、40コマ/秒の高速連写、それでいて重さ699 g。

スーパーカメラが登場しましたね

このカメラがどのくらいすごいかと言いますと、私が持っている野鳥写真撮影用のカメラ、2021年に発売されたEOS R3と2014年に発売されたEOS 7D Mark IIと比較しますとこんな感じです。
| カメラ | EOS R6 Mark III | EOS R3 | EOS 7D Mark II |
| 有効画素数 | 3,250万画素 | 2,410万画素 | 2,020万画素 |
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ | APS-C |
| 高速連写 | 40コマ/秒 | 30コマ/秒 | 10コマ/秒 |
| 重さ | 699 g | 1,015 g | 910 g |
EOS R6 Mark IIIの価格は429,000円と驚きですが、この性能です。致し方ないでしょう。購入予算がある方でしたら当然買いです。
新しいカメラは誰でも欲しいものです。ですが、無い袖は振れません。
1ヶ月5,000円貯金10年で60万円です。貯まるころには今よりも新型の型落ちのカメラが買えるようになりますので、私はこの方法で購入を目指します(笑)。
さて、野鳥写真を撮影していますと、撮影機種の偏りが出てきます。
EOS R3はEOS R1に近いカメラです。
もちろん、このカメラも使うのですが、野鳥を脅かさないように撮影しようとしますと、私の場合はより遠くから写せるEOS 7D Mark IIの方をよく使います。
今日は、「2025年、野鳥写真の撮影にEOS 7D Mark IIの出番が増えています」と題してのお話です。
被写体が動かなければEOS 7D Mark IIはまだまだ通用します
私が野鳥の撮影をする時は下調べを終えています。何時何分にどこに現れるかを調べて上げていますので、私と野鳥との距離はだいたい分かっています。
この情報を基に、私はEOS R3とEOS 7D Mark IIのどちらを使うかを予め決めています。
近くて動きが速ければEOS R3、遠くあるいは脅かしたくないならばEOS 7D Mark IIという具合です。
焦点距離600 mmのレンズを使いますとより遠くから撮影できます。これに1.4倍のテレコンを付けてEOS 7D Mark IIで撮影しますと、換算焦点距離で1,344 mmの超望遠レンズになります。
野鳥を脅かさないように撮影するには、適したカメラだと私は思っています。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

他の焦点距離のレンズと比較して、この組み合わせがどのくらいすごいのかはこちらで紹介しています
バードウォッチングのお供としてEOS 7D Mark IIは最適だと思います
今年の夏に足首を骨折して寝たきりの生活を続けてきました。こんな生活をしますとどうなるのかと言いますと、本当に歩けなくなります。
本人が歩けると思っても、思っているだけです。実際にはまともには歩けません。
平らに見えるような地面であっても小さな凸凹があり、足首が少しでも斜めに傾きますとと痛みが生じます。
骨折するまで気が付きませんでしたが、人の関節は環境の変化に対応する機能を持っています。リハビリはその機能を思い出させる作業です。
山での仕事復帰しなければなりませんので、できるだけ毎日歩くようにしています。ただ、調子付くとまた怪我をしますので、平らなところから少しずつ変化の富んだ道を歩くよう心がけています。
初めはただの歩きでした。面白くありませんので双眼鏡を持ち、今はそれに加えてカメラを持つようになりました。
焦点距離600 mmのレンズ重さは4 kgあります。さすがに骨折した足には重すぎます。
そこで、焦点距離400 mmのレンズの出番です。重さは1,250 g。
EOS 7D Mark IIと組み合わせますと、換算焦点距離640 mmの超望遠レンズとなります。双眼鏡のバードウォッチングのお供には最適です。
バードウォッチングの目的はただ野鳥を見るだけなので、カメラはあまり使いません。ただ、たま~に射程距離に野鳥が来たりします。
その時だけ撮影させてもらっています。EOS 7D Mark IIの中古価格は5~7万円ですが、けっこう重宝します。

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
今日は、「2025年、野鳥写真の撮影にEOS 7D Mark IIの出番が増えています」と題してのお話でした。
EOS 7D Mark IIは、焦点距離600 mmのレンズ+1.4倍テレコンバーターの組み合わせで動かない被写体を脅したくない場合の撮影、焦点距離400 mmのレンズでバードウォッチングのお供(記録用の撮影)に最適であることをお話しました。
私の場合、新しいカメラは10年間の貯金が必要です(笑)。最新型のカメラは買えない私のような人の参考になれば幸いです。

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