昨晩から今日の午前中にかけて、台風7号は八丈島に接近しました。風や雨が強くなり、ときおり突風が吹いていました。
そのため、今日の東海汽船、ANAの全便、明日の東海汽船、ANAの1便の欠航が決まっています。
さて、台風が通過しますと倒木や高波が発生します。このブログを書いている現在、八丈島は大雨・波浪警報、雷・強風注意報が出ています。
ですので、風、雨が弱まった瞬間、山や海岸沿いからは離れた安全な場所のみまわりました。
今日は、「2024年8月16日、台風7号が通過した東京都八丈島の様子」と題してのお話です。
荒れ狂う海の様子
私が出かけたときは、台風7号は八丈島から離れて西風。台風の影響は弱くなったものの、それでも瞬間的に突風が起きたり、強い雨が降りました。
倒木を回避するため、基本的には広い道のみを進みました。
海岸沿いは大変危険です。写真は、海岸沿いから離れた安全な場所から、望遠レンズを使って撮影しました。
八丈島には底土港と八重根港の2つの港があります。通常、一方の海が荒れているときは反対側は穏やかです。
でも、台風のときは別です
底土港側も八重根港側も両方とも荒れていました
うねりは水平線までずっと続いていました
台風対策のため、八丈島の道は通行止めになります
本土ですと、国道や都道は安全と思われがちですね。八丈島では都道が一番上の道となります。
しかし、台風通過後の山側の都道215号は土砂崩れが頻繁に起きます。今回の台風7号の場合は林道をはじめ、南原道路や登龍道路は通行止めとなりました。
写真は登龍道路の入口です。
大丈夫そうに見えますが、この柵の奥は、大雨による土砂の流出や強風による倒木が起きやすい地形となっています。
ですので、八丈島では台風が近づきますと、通行止めになることが多いです。
現在は、南原道路・防衛道路・鉢巻道路の通行止めは、解除となっています。
暴風雨の中のスズメ
空を見上げますと、カラスバトが飛んでいました。強風のときに野鳥が飛ぶのは稀です。
人だけでなく、野鳥にとっても台風の通過はとても危険なものです。ただ、種によってはこの機会を利用する野鳥もいます。
現在は8月中旬です。八丈島ではイネ科の植物が実をつけ始める時期になります。スズメはこの種子が大好きな野鳥です。
台風が通過していても、大きな岩に隠れれば風をやり過ごすことができます。今年生まれたスズメの若鳥は群れを形成し、地面に落ちた種子を食べていました。
今日は、「2024年8月16日、台風7号が通過した東京都八丈島の様子」と題してのお話でした。今日の午前中まで台風7号による風雨が強かったため、午後から安全な場所限定でまわりました。
海は大荒れでした。また、今日のような天気は倒木や土砂崩れなどが起きやすくなりますので、山側には行きませんでした。
台風は人にとっても野鳥にとっても危険です。ただ、スズメの若鳥の群れは、岩の陰に隠れながら、風で落とされたイネ科植物の種を食べていました。
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