昨晩は大雨が降りました。
今日は、空は小雨あるいは曇り、八丈富士と三原山の山頂付近は霧に包まれていました。
ようやく八丈島も梅雨らしくなりましたね
雨ばかりになりますので、外に出づらいですが、この時期に見られる花もあります。
今日は、「2021年6月下旬、東京都八丈島で見られる花たち」と題してのお話です。
ネジバナ
散策をしていましたら、目の前にシュッと伸びた変な草が見られました。よ〜く見ますと、花が螺旋状についています。
ネジバナといいます
図鑑で存在は知っていたのですが、初めて見ました。
岩の間から出ていました。1個体しかありませんでしたので、周囲の生息環境がネジバナにとって適切なのかどうかは分かりませんでした。
本来は違いところで生える植物でしょうね
シマホタルブクロ
たくさんの白い花を上下逆さまにつける植物です。
これは以前のブログでも紹介しました。
昨年は、山の方で花をつけていましたが、今年はふもとで見られます。もしかしたら、今年は、同じ場所では花をつけにくい気象なのでしょうか?
白い花は汚れやすいです。時間が経つにつれて、白い花は次々と萎れて茶色くなります。
生き物ですので、寿命はあります。個体として生長し、花をつけ、萎れ、種をつくるところまでが一生です。
最近は、
花の前は?
花の後は?
植物の前後の姿が気になるようになりました。
ハマゴウ
これは、今の時期、海沿いを歩けばすぐに見つかります。
顔を正面から上に向けていると見つかりません。足元を見てください。
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
写真でも分かりますように、たくさんの蕾を用意していて、それを順々に咲かせています。潮風に当たる場所なのに、枯れません。
不思議な植物です
スカシユリ
スカシユリは、八丈島では、海沿いでも山でも見られます。緑の中にオレンジ色の花をつける植物です。
でも、見つかりやすそうにみえて、なかなか見つからない花です。
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
言葉で説明すると難しいのですが、一般に見えている角度からちょっと奥に入って裏側から見ると見つかります。
あ、こんなところに咲いている
なんてことがよくある植物です。スカシユリは、一度見つけますと、その周りに複数の花が見られます。
そして、その場所を覚えていれば、来年も確実に見られる花です。今年は、昨年よりもたくさんのスカシユリを見ることができました。
実は、紹介していない花はまだまだあります。ネタが溜まりましたら、また、紹介したいと思います。
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