午前中は、溜まっていた家のことを片付け、並行して、春に新しく始まる仕事のパワーポイントを作っていました。
どのような仕事でも説明は大切ですね
研究者時代を思い出しながら作成しました
今日(2022年2月5日)は、八丈島も、急に強風が吹き、気温が下がりました。
外に出たくないですね
寒くても、午後は外へ行きました。野草の方はデータを先日とりましたし、野鳥も撮影もしましたが、いつも同じ種類ではこのブログを読んでいただいている方も飽きてしまうでしょう。
そんなわけで、まとめのお話です。
今日は、「2022年の冬の東京都八丈島に訪れた水辺の野鳥たち」と題してのお話です。
ここ、八丈島は火山で出来た島です。平地は、八丈島の地形の全体をみますと、ほとんどありません。
水辺の野鳥の生息地はほとんどないことになります。追いかけますと、あとは八丈島外の海に落ちるしかありません。
けっこう厳しい世界をくぐり抜けて、彼らは八丈島に来ています。ですので、私は、彼らとタイミングが合うときは写真を撮影しますが、そうでないときは、基本、見て見ぬ振りをしています。
オオバン
オオバンは、体の構造から長距離を飛べる野鳥には、私には思えません。でも、毎年、冬になりますと、八丈島の水辺に姿を現します。
スクミリンゴガイなどの水性の貝や水草を食べます。脅かさないでそっと観察しますと、いろいろな食事のシーンが見られますね。
ヒドリガモ
ヒドリガモは、八丈島に来た当初はメスばかりです。でも、そんなはずありませんね。
おそらく早い時期はエクリプスのオスが混ざっていると思います。でも、ヒドリガモの移動は早く、オスの羽に変わる前にだいたい見られなくなる野鳥です。
オナガガモ
私が若いころ、ボウガンの矢が刺さったカモが話題になりました。当時は、矢鴨とよばれていましたね。
テレビでは、
あのカルガモどうなったのでしょうか・・・?
とアナウンサーが放送していましたが、あれはオナガガモでしたね。
当時は、そんなことを大学の野鳥サークル内で話していました。まあ、私たちは鳥おたくでしたので。
八丈島では、オナガガモも飛来数がとても少ないです。そして、同じ時期にノスリも渡ってきており、何度も犠牲になっている姿を見ました。
こればっかりは仕方がありませんね
片方に肩入れするわけにもいきませんから・・・
ヒドリガモを見ていたら、いきなり目の前にオナガガモが現れましたので、雄姿を撮影させてもらいました。
ヒシクイ
私は北国育ちですので、カモの仲間はたくさん見てきました。でも、私が住んでいたところにはヒシクイは渡ってきませんでした。
まさか、こんな南の八丈島でヒシクイを見るとは思いませんでした。
ちなみに、バードウォッチング歴30年で初めてです
感想を言いますと、
ヒシクイは思ったほどは大きくなかったですね
しばらくペアでいましたが、いつの間にかいなくなりました。
八丈島は水辺がほとんどないですね。干潟もありません。
ですので、渡り鳥にとっては、八丈島は海上の貴重な陸地ではあるものの、岩だらけで水辺の面積もとても小さいので居心地はいい土地とは思えません。
小休止でもいいので、八丈島で羽を休めるといいですね
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