2025年10月8日15:50の気象庁の発表では、台風22号は中心気圧935 hPa、中心付近の最大風速50 m/s、最大瞬間風速70 m/s。このまま台風22号が予報通り進みますと、八丈島と青ヶ島に直撃します。

数字ではどのくらいの規模の台風か推測し難いですが、1975年10月5日に八丈島に大きな災害をもたらした台風13号と同等かそれ以上と予測されています。
台風13は、最大瞬間風速67.8 m/sで、家屋の損壊2,403等、農業施設、商工被害の総額は当時の価値で55億円でした。
下記のボタンから「八丈島台風13号災害の記録 東京都八丈町」を読むことができます。
このブログを書いている現在、八丈島では、ひっきりなしに防災無線で通行止め、休業、避難所開設などの情報が流れています。
今までに例もないくらいの情報量で私のブログに掲載しきれません。聞き逃した方は八丈町の公式ページとXをご覧になることをおすすめします。

八丈島生活9年目ですが、ここまで逼迫したのは初めてです
八丈島のほとんどの家屋は台風養生は完了していました。「人事を尽くして天命を待つ」です。
ところがです。意外かもしれませんが、2025年10月8日の八丈島は風がほとんど吹いていませんでした。
「嵐の前の静けさ」が文字通り起きていました。
今日は、「2025年10月8日、台風22号最接近1日前の東京都八丈島の様子」と題してのお話です。
八丈島の道路は通行止め、施設は休業となっています
予報では、今日の夜から朝にかけて台風22号が八丈島に接近します。風雨が強く、外に出るのは大変危険です。
不慮な事故を避けるため、八丈島のいたるところで既に通行止めになっていました。

また、八丈島では避難所の開設、休業のお知らせなども防災無線でひっきりなしに情報が流れていました。

八丈島はほぼ無風でした
このブログを書いている現在、台風22号は青ヶ島(八丈島から南に70km)の南西300 kmのところにあります。距離的に言いますと、東京から大阪までの直線距離よりも少し短いくらいです。
しかし、外を見てみますと、驚くことに木々や草はほとんど揺れていません。
「嵐の前の静けさ」と言われますが、不気味なくらい風が吹いていません。ですので、少しだけ安全な場所限定で外を回りました。
全く揺れていない不思議なセイタカアワダチソウを撮影しました。

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
八丈島の海沿いは霧のような雨が降っていました
現在、八丈島では、安全のため観光地やかなりの場所が立ち入り禁止となっています。そこで、許可されているところまで行き、遠くから海の様子を見てきました。
八丈小島は雨で視界ゼロになったり、薄っすらと見えたりの繰り返しでした。許可された安全な場所から望遠レンズで撮影しました。

海から離れた安全な場所から望遠レンズを使って撮影しています。
台風の影響は陸の風よりも海の波の方が早く現れます
風があまりも無いので忘れがちですが、台風22号は八丈島に着実に近づいています。
でも、海は地上よりも敏感に反応し、うねりが発生していました。
初めは大きな砕波、そこから時間が経ちますと、大きな波が岩に激しく波が打ち付けていました。昨日と同じ時間ですが、1日経過しますと、台風22号の接近を感じられました。
下記の写真は許可されている安全な場所から超望遠レンズを使って撮影しています。

海から離れた安全な場所から超望遠レンズを使って撮影しています。

海から離れた安全な場所から超望遠レンズを使って撮影しています。
今日は、「2025年10月8日、台風22号最接近1日前の東京都八丈島の様子」と題してのお話でした。
現在八丈島に接近している台風22号は、1975年10月5日に八丈島を直撃した台風13号に同等かそれ以上と予測されています。
台風13は、最大瞬間風速67.8 m/sで、家屋の損壊2,403等、農業施設、商工被害の総額は当時の価値で55億円でした。
このブログを書いている現在、八丈島では防災無線がひっきりなしに情報が流れています。ほとんどの島民は台風養生して明日に備えています。
「嵐の前の静けさ」で八丈島の陸は風が吹いていませんでした。一方、海は台風22号のうねりがとどいていました。
私も、飛びやすい物はしまい、非常用電源と飲水の用意し、お風呂に水を貯めて、明日の台風22号の直撃に備えたいと思います。

被害が少ないことを祈っています
2025年10月8日16:50に特別警報(暴風、波浪)が発表されました。