今日でゴールデンウィークは終わりました。お客様は多かったですね。
ゴールデンウィーク前に、八丈島が国立公園であることを紹介する記事の一つくらいあげておけば、良かったと思いました。国立公園なので、キャンプ場以外で野宿すると違法行為になります。
話は変わりますが、このゴールデンウィーク中も、私は野鳥といっしょに過ごしていました。私はデータを集めてからアプローチするのですが、最後は個々の野鳥との相性になります。
今日は、「お友達になれる野鳥、お友達になれない野鳥について」と題してのお話です。
セイタカシギからはどうでもいいやつと思われています
八丈島のセイタカシギとは1ヶ月くらいの付き合いになります。
このセイタカシギとは、初め遠くに位置をとって、じっと待ちの付き合いをしてきました。時間が経過するにつれて、このセイタカシギは、向こうの方から私の方に近づいてきました。
本来は、野鳥に近づくためにはブラインドが必要です。しかし、このセイタカシギは私に慣れてしまったせいか、距離感もどうでもよくなっています。
それでも、やりすぎはよくありませんので、節度を持って付き合っています。
お友達にはなれそうもないサギたち
八丈島には様々なサギが来島します。サギは、小鳥に比べますと、大きいですね。
残念ながら、「人の姿」をしていましたら、サギは絶対に受け入れてくれません。
寂しいですけれども、これが本来の野鳥の姿です
それでも、工夫さえすれば、観察したり、撮影したりするのを許してくれます。
アオサギ
日本人には青色に見えるサギです。でも、海外ではgray heron(灰色のサギ)とよばれています。
どちらも、一理ありますね
チュウサギ
八丈島の白いサギは、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギなどです。その中で、チュウサギの羽数が一番多いですね。
ミミズとの悪戦苦闘の姿が微笑ましかったりします。写真は撮りましたが、あまりにもエグいので、今回は掲載しません。
珍しい渡り鳥のアカガシラサギ
アカガシラサギは、前述のサギと比較して小型です。色は派手ですが、遠目ですと、とても地味に見えます。
ですので、見つけるのは運にかかっています
アカガシラサギはこんな姿をしています。
光が当たるところに出てくれると、なんとも言えない美しい配色の姿をしています。
年に、1回か2回見られたらラッキーです
実は、今年もアオサギ、チュウサギの死骸を見ました。八丈島では、サギの死骸はけっこう見られます。
一生懸命、海を飛んできて、やっと陸についたら力尽きたのでしょうか?
餌が足りなくて餓死したのでしょうか?
それとも、私たちには害はなく、サギには害のあるものが八丈島に存在し、それを食べたのでしょうか?
お友達になれれば、対策をアドバイスできるのですが、実際には無理です
色々考えされられますね
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