年度末のデスクワークも終わり、少しだけ肩の荷が下りましたね。今年度のヘゴの森のガイドは多くの方々に支えられました。

昨年度より成長しましたね
来年度はもう少し色々改善できればと思います
さて、いつも野鳥を見ているわけではありませんが、機会があるごとに横目で観察したり、双眼鏡で観察したりしていました。
虫食いのデータですが、それでも知らないことがどんどん出てきます。

分かっているつもりは怖いですね
そんな風に過ごしてきましたが、いつの間にか4月が近づいてきています。
今日は、「2023年3月中旬、東京都八丈島から間もなくいなくなる野鳥、通過する野鳥」と題してのお話です。
タヒバリ
タヒバリは八丈島に渡ってくる冬鳥です。通常は開けたところにいて、地面の昆虫を見つけては食べていますね。
近くに水溜りがありますと、水浴びをしてくれます。
今年は相性はそれほど良くありませんでしたが、双眼鏡を通して観察した野鳥です。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
ハクセキレイ
ハクセキレイは本土ではメジャーな水辺の野鳥です。私も初心者のときに、早い段階で覚えた野鳥ですね。
ところが、ここ八丈島では冬鳥です。

これに気づいたときは驚かされましたね
八丈島では冬羽で来島し、個体によっては夏羽に換わるところまで見られます。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
コチドリ
コチドリは八丈島では冬鳥というよりも通過の野鳥です。一年を通して、一瞬だけ見られます。

もうそろそろ、コチドリが来るかなぁ・・・?
と思っていましたら、来島していました。ただ、長旅なのかとても眠そうで、あくびをしていました。
眠いのを起こすをは可哀想ですので、写真を撮ったあと、距離をおいて寝てもらいました。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
シノリガモ
北国で海沿いへ行きますとシノリガモが見られます。私は北国育ちですが、住んでいた場所は内陸が多く、実はシノリガモは八丈島で初めて見ました。
海をぼ〜っと眺めていますと、波の上をぷかぷか浮かんでいるカモがいます。八丈島では、カルガモ、マガモ、オナガガモ、スズガモ、キンクロハジロ、コガモなどは淡水の池で見られますので、残ったものが海ガモです。
そして、シノリガモはその海ガモの中の一種です。たまたま、近くに泳いできてくれましたので、そっと撮影させてもらいました。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
今日紹介したタヒバリ、ハクセキレイ、シノリガモは冬鳥ですので、間もなく八丈島から見られなくなります。また、コチドリも一瞬だけ姿が見られますが、しばらくは滞在するでしょうか?
いずれの野鳥も貴重な出会いです。これから、いつ会えなくなるか分かりませんので、脅かさずにそっと観察したいと思います。
仕事のため、ブログの更新はしばらく不定期になります。





