昨日は暴風雨で、ANAの1便以外は、すべて欠航になりました。
あまりにも豪雨すぎて、いつもならば外にいる私も出かけるのを止めました
これだけ降れば、土砂崩れは起きるもので、こん沢林道は通行止めになりました。
2022年10月31日、こん沢林道の通行止めは解除されました。
危険ですので、山側へ行くのは止めました。今日は、安全な場所限定で、八丈島の野鳥の様子を見に行ってきました。
今日は、「2022年10月26日、暴風雨あとの東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話です。
雨は止みましたが、今日は風が強い一日でした
本当は、今日は環境調査をしようと思っていました。しかし、昨日の大雨のあとは危険と判断し、中止にしました。
実際、ポットホールへ続く、こん沢林道は通行止めになりました
東海汽船の定期便が欠航したことから分かるように、底土側の海は波が高く、風速10 m/s近くの北からの冷たい風が一日中吹いていました。
こんな悪天候で、野鳥がどうしているのか気になりました
ホオジロ
ホオジロは八丈島で繁殖しています。
一年中見るので、留鳥でしょうか?
最近は、地面に落ちている植物の種子を群れで食べているシーンが多いです。
強風の今日は、岩の近くにいました。おそらく、岩を風よけに使っていたのではないかと思います。
群れには、オスもメスもいました
イソヒヨドリ
八丈島は周辺を海で囲まれています。この地形から、海辺に住むイソヒヨドリが多いです。
一時期、なわばり争いをしていたイソヒヨドリも、だんだんと戦っているシーンが減ってきました。
ペアの形成、なわばり争いが終わりつつあるようです
風の強い今日のような天気では、空高く飛んだら飛ばされてしまいます。イソヒヨドリも、岩の陰に隠れて風を避けていました。
ハクセキレイ
八丈島では、ハクセキレイは冬鳥です。急に羽数が増えましたね。
ハクセキレイは、多くの場合、地面にいます。少しでも草があれば、風を避けられるようです。
走っては止まり、走っては止まりと、餌である昆虫を探していました。
チョウゲンボウ
強風の今日は、チョウゲンボウもあまり飛びませんでしたね。観察していた個体は、出現場所を変えて、八丈島に留まっていたことが分かりました。
私の頭の中では、ムナグロのように風で移動したのかと思いましたが、じっと昨日の暴風雨を耐えていたようです。
写真は、以前に撮影したものです。今日は、飛ばさないように遠くから観察しました。
何年住んでいても、八丈島の暴風雨は怖いですね。危険なので、今日は山側には行きませんでした。
野鳥も強風の怖さを知っており、ほとんどの個体は空を飛ばずに、風をやり過ごしていましたね。
風が収まりましたら、彼らの自然の姿を観察しに行きたいと思います
PR