先日、八丈島の汐間海岸で友達のサーファーの写真を撮ってきました。お一人、離れ業を何度も繰り出して、思わず歓声をあげてしまいました。
サーファーは男性も女性もいます。撮影の許可をとっているのは友達の1人だけ。
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他のサーファーの方々の写真は1枚も撮っていませんが、海上のサーファーの方々には遠すぎてわかりません。こちらも盗撮と間違われてしまいます。
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まあ、超望遠レンズを人に向けるのはあまり良くないですね
ですので、十分に撮れましたので、早々に撤収しました。
今日は、「東京都八丈島の汐間海岸で見られる野鳥や景色」と題してのお話です。
私は野鳥写真が1番得意です。ですので、友達サーファーの波の待ち時間のときは、どうしても周辺の野鳥の声や飛翔が気になります。
おしりをピコピコと上下に振る鳥
汐間海岸にいると、体長20 cm、背中が茶色でおしりをピコピコと上下に振る鳥が近くを歩くことがあります。これはイソシギです。
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EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
本土から来た私にとっては、イソシギは水辺の鳥です。池や川でよく見られます。
八丈島でも、もちろん、イソシギは川沿いで見られます。でも、海岸でもよくみられる野鳥でもあります。
道路だけでなく、丸石の上や、テトラポットの上でおしりをピコピコと上下に振って歩いています。
チチン、チチンと鳴きながら、波形に飛ぶ鳥
サーファーを見ていると、その間を、チチン、チチンと鳴きながら、波形に飛ぶ鳥(体長21 cm)がときどき通過します。
これはハクセキレイです。丸石に隠れた節足動物を狙っています。
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EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
この鳥は尾羽が長いです。そして、常に上下に振ります。
似たような鳥にセグロセキレイ、キセキレイもいます。
八丈島ではイソコッコとよばれている鳥
アカコッコは八丈町の野鳥。八丈島のいたるところで絵や写真が見られますね。
どちらかといいますと、森の野鳥です。
八丈島では似たような呼び名にイソコッコという鳥もいます。図鑑ではイソヒヨドリですね。
オスは青色でお腹が赤色のきれいな野鳥です。
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EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
海岸に生息する鳥の中でも、美しいさえずりをする野鳥としても知られています。
今から5年前の研究のサンプリングのときに八丈島に初めて来島したとき、イソヒヨドリが直ぐ側に来ていました。
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いつか、自分の人生でもこのような場所で生活ができるのだろうか・・・?
と思っていたら、翌年実現してしまいました(笑)。今でも、イソヒヨドリは、私が考えごとをしているときは、いつも近くにいる野鳥です。
安全なときに見て欲しい、おすすめの滝
海では、満潮と干潮がありますね。その中で、潮の干満差の大きいときを大潮といいます。
ここまで、汐間海岸の野鳥をお話ししてきました。もちろん、その汐間海岸でも大潮が起きます。
そうしますと、海岸の海水がぐっと海の方へ引き、いつもなら海水で沈んでいる海底が見えてきます。
このときがチャンスです。足元に気をつけながら、底が見えている海底を歩いてみましょう。
そして、崖側をみて下さい。2つの滝が並行して落ちていますね。
これは双子の滝といいます。
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EOS 6D Mark II+EF16-35mm F4L IS USM
大雨が降ると、双子の滝周辺の崖の部分が崩れたり、落石の可能性があります。危険どころか、確実に命を失います。
ですので、この滝は、大潮のときに海に出て、安全な場所から見ることをおすすめします。
八丈島の観光といいますと、もちろん、メジャーなところもあります。でも、よ〜く見ますと、小さな見どころはたくさんあります。
お客様の旅の参考になれば幸いです。
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