私は八丈島に住むようになって5年目になります。その間、台風は何回か経験しました。
一軒家に住んでいたときは、家の窓を板で覆って木ネジで止めるような台風養生も経験してきました。
それでも、今回のような強さの台風(ハリケーンも含む)は、これまでの人生のすべてを含めても経験したことがなく、できることをして、あとは何事もなく台風が去ってくれればと願うだけです。
現在、台風16号は八丈島から南南西1,300 kmのところにあります。風はそれほどでもありませんが、海はその影響を受けてうねりが見られています。
今日は、「2021年9月28日、東京都八丈島に台風16号のうねりが届いています」と題してのお話です。
波を携帯で撮影しているお客様がいらっしゃいました
私は、今日はずっと波の撮影をしていました。ふと、遠くの海岸を見ますと、海辺に近づいて携帯を使って独りで撮影している人がいました。
波は、何回かに1回、大きいものが来ます。
大声で注意しようと思いましたが、運良く小さい波の間に、離れてくれました。
ほっとしました
携帯についているレンズは広角レンズです。被写体に近づかないと思ったような高解像度で迫力の写真にはなりません。
それを知らないので、うねりがある海辺に行ってしまうのでしょう。でも、台風が近づいている海には、命に関わることですので、絶対に近づいてはいけません。
写真ではうねりの怖さは伝えることはできません
今日は、望遠レンズを使って、海から離れたところから波の撮影をしていました。私は怖いと思っていましたが、その「怖い」という気持ちは写真には全然写らないですね。
凪いでいる八丈島の海からは想像が難しいですが、今日は大きな波が連続で来ていました
複雑に変化する波はとても美しいのですが、遠くから見るのが、地上の人の私にとっては限界です
夕方の逆光の波も怖さに反して、美しかったです
台風16号から1,300 km離れた八丈島に到達したうねりを、引きで撮影しました
この写真は、何回かに1回あらわれる大きな波を狙って、離れたところから望遠レンズで撮影しています。
これでも、今日の波は優しい方です。
明日(2021年9月29日)は、台風前の最後の外での仕事。そして、明後日以降は、台風16号が去るまで、危険すぎて外には出られません。
私も自身でできることはしました
あとは、何事もないことを願って、家でじっとしています
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