八丈島の中華料理にも使える山のキノコについて

菌類

湿度計を毎日確認しています。気温が上昇するにともなって、湿度が上がってきています。

あ~、梅雨が来るのか・・・

確かに、まもなく八丈島はこんな景色になってしまいますね

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

でも、湿度が大好きな生き物もいます

そう、キノコです


今日は、八丈島の中華料理にも使える山のキノコ、アラゲキクラゲについてのお話です。


私は農学博士ですが、分類は専門ではないのでからっきしダメです。唯一、バードウォッチングが趣味ですので、できるのは野鳥の識別くらいです。

いつもどおり林道に入りますと、目をつけている木になにやら付いています。

アラゲキクラゲAuricularia polytricha
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

これ、何だと思いますか?

キクラゲ?

正解です

スーパーにも並んでいる中華料理の定番の食材ですよね

でも、なんだか知っているのと違うような・・・

はい、これはキクラゲですが、正しくはアラゲキクラゲといいます

アラゲキクラゲはキクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属に分類されます。キノコは菌類で分解者ですね。

ベストの収穫時期は春ですが、今の時期でもあります。一度見つけたら、毎年同じ枯れ木から見つかります。

キノコは、命を落とすような猛毒のキノコもありますので、うかつに食べてはいけません。でも、アラゲキクラゲは特徴的なので、分類ができない私でも判別できます。

いつも見つけたら収穫しますが、来年のために必ず一部残します。

キクラゲは、食物繊維、ビタミンD、鉄分、カリウムの豊富で、どんな食材と合わせてもおいしく食べられます。


林道に入るといくつかの「アラゲキクラゲのなる木」をいつもチェックしてしまいます。

八丈島ではこういう楽しみが身近にあります。田舎に住むのもなかなかいいもですよ。

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