今朝（2021年6月6日）の八丈島は大雨の悪天候でした。それでも、ANAは1便、2便とも就航しました。

そして、天気は曇りになり、良かったと思いましたら、夜はシロアリが飛んでいます。

いつも邪魔なアシジロヒラフシアリですが、こういうときこそ、たまにはヒトのために働いて、家を守ってもらいたいものです。

悪天候でも、野生動物にお休みはありませんね。

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人造人間キカイダーのような八丈小島

若い人には分からないかもしれませんが、私が幼少期の特撮ヒーローに石ノ森章太郎原作の人造人間キカイダーという番組がありました。

右半分と左半分のデザインのバランスがずれたヒーローです。不完全な良心回路だからこそ、悩み、苦悩し、その中でもがきながら正義を貫きます。そして、原作の漫画版では良心回路が完成するところまで描かれます。

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話は戻しますが、今日の八丈島は、大雨、強風、曇りと目まぐるしく気象が変わりました。八丈小島を眺めても、地形は変化が無いのに、八丈島から見えるその姿は変化に飛んでいました。

人間にしても、自然にしても、完成した美しさなどありません。歪に見えても、その瞬間の美だと私は思います。

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ダークグレーの曇り空に舞うウミネコ

青空をバックに飛ぶウミネコの写真は、たしかに映えます。しかし、現実は、八丈島は6月の梅雨時です。

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飾り羽のチュウサギ

最近は、サギ類が増えたり減ったりしています。

八丈島は太平洋に浮かぶ小さな島です。GPSも無しに、島を目掛けて正確に来られたら、それこそ神業です。

命がけで渡ってくるサギですが、繁殖期特有の飾り羽をまとっています。でも、八丈島では繁殖はしません。

八丈島では、辻褄の合わない野生の生態が見られます。

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大雨の中、へこたれないアマサギ

いくら野生動物が自然の変化に耐えられるといっても、限度があります。写真では表現できませんでしたが、強風と大雨でアマサギはふらついていました。

生まれてきた以上、生き続けなければならない。でも、生き続けても楽にならない。

野生の世界は、

と疑問に思うことがたくさんあります。

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明日は、三原山のある建物へ行ってくる予定です。アシジロヒラフシアリ v. s. シロアリの跡が見られればと思っています。

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