野鳥の撮影をする時は、初めに観察ですね。
双眼鏡を使って、脅かさないようにず~~~~~~~~~~っと観察です(笑)。何月何日何時何分、天気は何で、光の強度と角度、どの場所で、どの枝に止まり・・・と、こんな感じでデータを集めます。
その後、カメラを構えます。
写真の撮影方法には大きく分けて2種類あります。超望遠レンズを使って構える方法と短いレンズを使って無人で撮影する方法です。
私は、状況によって両者を使い分けて撮影しています。
今日は、「2026年東京都八丈島で本格的に無人撮影をするようになってから1年経ちました」と題してのお話です。
トレイルカメラはデータ収集の強力な武器
八丈島に来た当初は、野鳥だけでなく、植物、昆虫、風景などを撮影していました。ただ、撮影を続けていますと、私の知らない野鳥の生態に興味を持ち始めました。
しかし、双眼鏡を使って遠くから観察しても、野鳥に気付かれて行動パターンが変わるケースがあることを知りました。
そんな時、出会ったのがトレイルカメラです。

ただ、当時の私の思考は浅く、トレイルカメラの威力を理解していませんでした。

使用し始めてから5年後に知ったトレイルカメラの力
人は伝聞では変わりません。結局、経験が自身の行動の変化を促します。
数年前から試験的にトレイルカメラを置くようになりました。
トレイルカメラは仕掛ける場所が重要です。少しでもズレますと、空振りのオンパレードになります(笑)。
数日仕掛けては、場所を変え、それの繰り返し・・・。
長い試験期間の結果、副産物としてバッテリー式のトレイルカメラは運用が面倒であることが分かりました。
トレイルカメラは、ソーラーパネル式に変わり、最終的に、撮影データをスマホに無線でダウンロードするトレイルカメラに落ち着きました。
このトレイルカメラの威力は目が見張るものがありました。無機物がずっと置きっぱなしであるため、動物の無警戒な自然の姿を私に見せてくれました。
集めたデータを基に、昨年はホオジロの撮影ができました。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF100mm F2.8L Macro IS USM
PR
2025年10月9日の台風22号が八丈島の地形に与えた大きな変化
八丈島は昔から台風の影響を受けてきた島です。ですので、台風が近づきますと、島民の方々は台風に備えて養生をします。
台風通過前日に、湯船に水を貯めたり、場合によっては安全な施設に避難するのは、八丈島ではいつものことです。
そんな兵が住んでいる八丈島でも、2025年の規格外の台風22号に対してはただただ呆然とするだけでした。
緑豊かな山は土砂崩れが発生し、道は寸断され、今でも入れないところは沢山あります。
当初、私は、この地形の変化は自然に対応しきれない人のみに影響すると思っていました。しかし、フィールドのデータを集めてみますと、野鳥の動きが例年と比較して大きく変わっていました。
撮影が無理なわけではありませんが、超望遠レンズを使った撮影は格段に難しくなりました。


無人撮影のためのデータをトレイルカメラで集める
手持ち撮影は難しいものの、トレイルカメラを仕掛けますと野鳥はけっこう写っていました。
現在、私は2台のトレイルカメラを運用しています。
昨年は1号機はハシブトガラス、カラスバト、キジバト、ヒヨドリ、ホオジロ、シチトウメジロを写していました。しかし、今年は野良ネコのみです。
これまでの無人撮影は、私がCCDカメラで撮影した映像をモニターで確認することにより撮影していました。
ただ、最近は本業が忙しくなり、一日中ブラインドに入るのは難しくなりました。
現在は、センサー式のレリーズの全自動撮影カメラの作製・撮影を計画しています。
この場所でカメラのテストをしようと思っています。

2号機は1号機と異なり、予想以上に常連さんたちが来ています。
ヒヨドリ、シジュウカラ、ウグイス、アカコッコ、タネコマドリがメンバーです。
今の彼らとトレイルカメラの関係性をそのままにし、データを集め、時間をかけて彼らの習性を明らかにし、それらを基盤に野鳥を脅かさずに撮影できればと思っています。





今日は、「2026年東京都八丈島で本格的に無人撮影をするようになってから1年経ちました」と題してのお話でした。
トレイルカメラを使い始めたころの浅い考えの時からデータ収集の主力として使用する今までの私の考え方の変化、1年前の無人撮影の結果、2025年の台風22号による地形の変化と野鳥の行動、そして、今のトレイルカメラが収集したデータの一部を紹介しました。
これらを基に、センサー式のレリーズの全自動撮影カメラの作製し、近い将来、野鳥を脅かさないように撮影できればと思っています。
PR

