アイキャッチの写真はとてもきれいな青空ですね。梅雨の八丈島でもたまにはこのような天気もあります。
仕事のお休みと八丈島の晴天とちょうどマッチしました。本土の時間軸と違いスローライフの八丈島です。
その利点を利用して、今日は、「久しぶりの青空の八丈島をゆっくりとまわりました」と題して、仕事中外に出られなかったときに、気になっていたポイントを回ってきました。
八丈島に滞在するサギ類の羽数はとても少なくなりました。ですので、出会える機会も少ないです。
でも、定点観測を続けると幸運もたまにはあります。
ダイサギがいました。
本土ならば魚やカエル、食べ物はよりどりみどりです。でも、八丈島では淡水域ではそのような場所はあまりありません。
一生懸命ミミズを獲っていました。日に日に細くなっているように見えますので、お腹はきっと満たされていないと思います。厳しい世界です。
以前、ホオジロのペアの子育てのお話をしました。あれから時間はかなり経ちました。巣があるであろう場所へ行って、しばらく待ってみると、お父さんもお母さんも姿を見せませんでした。
そこで、意を決して、巣を直接見に行きました。
お椀型の巣は、高さ160 cmの薮の中にあり、様々な枯葉で編まれていました。上部は生きた葉を利用して、八丈島での雨対策もされていました。
1ヶ月間、ペアとヒナたちは、ここで過ごしたのですね。私も、貴重な期間を観察できて、有意義な時間を過ごせました。
昨晩の八丈島は暴風雨でした。うかつに林道へ入ると危険です。
そこで、八丈富士へ行ってきました。鉢巻道路は砂礫が少し流れた箇所がありましたので、八丈島のスローライフ同様に、ゆっくりと運転してください。また、車は、交通の妨げにならない場所に止めてください。
気が付いたのは、シマホタルブクロの花の多さです。
シマホタルブクロの群生です。探せばあるのですね。
かなり前にもシマホタルブクロの花を見ましたが、今回は圧巻でした。
ハチジョウショウマも見ることができました。
似たような名前のシマヤマブキショウマがありますが、葉の周辺、茎の色、そして花の形が全然違います。野草初心者の私も、見分けられる植物が少し増え、昨年よりもちょっとだけ成長したのを実感しました。
今日は、夕方から徐々に霧が増えてきました。久しぶりの休みで、八丈島のスローライフを思いっきり満喫しました。
お客様も、時間でスケジュールを区切るよりも、八丈島で非日常の長い時間を満喫してはいかがでしょうか?
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