2025年9月下旬、秋になりつつある八丈島を回って八丈小島と野鳥を見てきました

八丈島のフィールド

八丈島の景色は、青い空と青い海のイメージでしょうか?雑誌で掲載されている写真、TVで見られる映像はだいたいそうですね。

夏はこのイメージ通りの八丈島が楽しめます。

まあ、今年の私は逃してしまったのですが・・・

季節が夏から秋に変わります。天気図は、2025年9月19日を例にしますと、このようになります。

気象庁

八丈島上空に前線が停滞し、雲が多めになり、スコールが発生しやすくなります。

八丈島の降水量は毎年3,000 mmくらい。1年の大部分はこのような天気なんですよね。

私は、天気が雨の方が八丈島らしさを感じます


今日は、「2025年9月下旬、秋になりつつある八丈島を回って八丈小島と野鳥を見てきました」と題してのお話です。


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青空の八丈小島はどこ?

秋の八丈島の空は、素早く変化します。

朝起きて、いい天気だなぁ・・・

と青空が見えても、時間が経過しますと雲が空を覆います。

青空の八丈小島を見に行こうと思って出かけても、気が付きましたら、雲り空になっていたりします。

こういう景色は秋の八丈島では当たり前。

ただ、私は落ち着いているこういう八丈小島の景色も大好きです。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

コガモ

双眼鏡を持って歩きますと、季節の色々な変化に気が付きます。渡り鳥や冬鳥は秋に移動します。

私たちの生活圏とズレたところに生息していますし、模様も地味なのでその行動が見えづらかったりします。

ただ、気を付けて待っていますと、その変化は身近なところに来ていることが分かります。

コガモが近くまで泳いで来ましたので、そっと撮影させてもらいました。

コガモAnas crecca
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ダイサギ

河川や水田がある本土では、サギの仲間が容易に見られます。

昔の八丈島は水田が多く、その時代はサギだけでなく、シギも当たり前で、その泥を使って巣を作るツバメも普通に繁殖したそうです。

今とは全く違う生態系ですよね

私はサギは得意な野鳥ではありません。大型の野鳥へのアプローチが難しいからです。

ただ、このダイサギは私を気にしないのか、近くまで歩いてきて眼の前で餌を捕っていました。

視線が水面に向かっているところを撮影させてもらいました。

ダイサギArdea alba
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

ムナグロ

渡り鳥といえども、知らない土地はどうしたら良いのか分かりません。自身の生きてきた物差しで、ベストと思える場所に移動・滞在する傾向があります。

最近、ムナグロの群れが八丈島に来ました。通常なら落ち着いた行動をするのですが、双眼鏡で覗きますと、おどおどしながら立っている様子が分かりました。

少し時間が経ち、八丈島の地形が分かってきたようです。落ち着いて餌を探しているムナグロと出会いました。

2025年最初の思い描いた通りの写真を撮影させてもらいました。

ムナグロPluvialis fulva
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「2025年9月下旬、秋になりつつある八丈島を回って八丈小島と野鳥を見てきました」と題してのお話でした。

季節が変わるにつれて、青い空、青い海の八丈島は少しずつ減っていきます。曇り空の八丈小島を見てきました。

知らない間に渡ってきたコガモ、私に対して警戒心があまりないダイサギ、八丈島の地形に慣れてきたムナグロを紹介しました。


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