2023年7月上旬、東京都八丈島で見られる花たち

植物

湿度が高いですが、晴れ間が出たり曇ったり、今日はそれなりの天気かなぁ・・・と思っていましたら、最後に雨が降りました。

すべての天候が1日に起きましたね

八丈島の天気は、どちらかといいますと山の天気と似ています。晴れ間が見えているのに、突然雨が降ったりします。

このような環境ですと、植物もいろいろなものが見られます。


今日は、「2023年7月上旬、東京都八丈島で見られる花たち」と題してのお話です。


スポンサーリンク

ハチジョウショウマ

今の季節、山の中腹あたりにいきますと、白い色の線香花火のような花をつけている植物に出会います。

ハチジョウショウマといいます

この植物との私の最初の出会いは、霧の中をある植物を探していたときでした。

あっ、ガイドさん、なんでこんなところを歩いているんですか?

それは、あなたもそうですけれども・・・(笑)

当たりは真っ白な霧です。そもそも、こんなところに人は来ません。

当時、私は植物に興味を持ち始めた最初のころでした。新しい植物との出会いに喜びを感じていました。

この道である植物を探していたんです

そうでしたか

そういえば、それに似た植物もここにはありますよ

そうして、友達が見せてくれたのがハチジョウショウマでした。霧の水滴がついた花の姿は、今でも思い出されます。

ハチジョウショウマAstilbe hachijoensis Nakai.
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

シマヤマブキショウマ

シマヤマブキショウマは、私にとっては、八丈島で自力で群生を見つけた初めての植物です。そして、前述の「ある植物」というのがシマヤマブキショウマでした。

この植物の生息地はなぜか限られていています。そして、霧に包まれたときに花を咲かせます。

今年はちょっと忙しくて、満開の時期を逃してしまいました。

自然のサイクルは早いです

残念ながら、次の出会いは来年ですね

シマヤマブキショウマAruncus dioicus (Walter) Fernald var. kamtschaticus (Maxim.) H.Hara
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ハマゴウ

ハマゴウは名前のとおり、海岸沿いで見られます。厚めの葉と紫色の花が特徴的です。

八丈島では、道路と海岸の間のエリアで広く見られます

いつも花が咲いていますので、花の寿命が長いようにみえますが、実際は順番に花を咲かせ続けています。

しばらくは、ハマゴウの花を楽しめそうですね

ハマゴウVitex rotundifolia
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ネジバナ

ネジバナは、八丈島では平地に見られます

と、言葉ではこんな感じになりますが、はじめは、私は見つけられなかったです。

フィールドを歩いていましたら、たまたま見つけて、そこから生息場所が分かるようになりました。この植物は本当に変わっていて、らせん状に花を連続的に咲かせます。

ぱっと見、見逃してしまような野草ですが、ユニークな形態なので、一度覚えると忘れられません。

今では、毎年、ネジバナに会うのを楽しみにしています

ネジバナSpiranthes sinensis var. amoena
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

今日は、2023年7月上旬に八丈島で見られる植物を紹介しました。すべて身近だと思いますが、けっこう色々な植物が生息していますよね。

八丈島にもまもなく夏が来ます

次の植物に出会うのが楽しみですね

PR

タイトルとURLをコピーしました