台風3号が通過しました。思ったよりも八丈島には影響はなく、被害はありませんでした。
台風が通過しますと、多くの場合、強風は残りますが、いい天気になります。
ツアー出発前は雲が多かったのですが、梅雨にも関わらず、歩くにつれて青空が広がっていました。
今日は、「2023年6月13日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
今日のお客様
装備も体力もバッチリ
日本アルプスも大丈夫ですからね
雨でも大丈夫ですよ
お客様と出会ってびっくりさせられました。
どこの難所に登られるのでしょうか(笑)?
ヘゴの森ならば、お客様は楽勝ですよ
本当に、ヘゴの森の低山の植物を楽しみにしてきたんですよ
ヘゴの森も、この季節ではとても珍しい青空でお客様をお迎えしました。
ヘゴの森コースの様子
一応、虫よけはスプレーしましたよ
台風3号の影響か、今日は珍しくヘゴの森にはカはいませんでした。
通常は、カでボコボコにされるんですよ
私たち、ラッキーだね
私たちは、目が痛いくらいの緑と青のヘゴの森を歩きました。
お客様は、木生シダのヘゴの内部、気根に覆われた成熟したヘゴと棘に覆われた若いヘゴの茎を体感されました。
台風3号の風によって、ヘゴの枯れた葉柄も落ちていました。これからは新しい葉身が広がっていくことでしょう。
お客様は用意したアクションカメラで、ヘゴの森を高い位置から撮影されていました。
ヘゴの森散策路全コースの様子
ここからは山道に入りますね
はい、分かりました
台風3号の影響で、ヘゴの森は潤っていました。ヒノキゴケも全体がふわっと立ち上がっていました。
私たちは、散策路周辺のフウトウカズラによるスギの墓場、ヒトツバ、ビロウヤシを観察しながら、山道を進みました。
なにこれ?
シカの脚みたい!
これはヒカゲヘゴですね
ヘゴの茎は棘に覆われていますが、ヒカゲヘゴの茎は動物のような毛で覆われています
ヘゴの森には、スダジイやタブノキ以外にも樹木が生息しています。お客様と一緒にカクレミノとオオアリドオシ(イチリョウ)を手にとりました。
お客様が見ているのはオオタニワタリ。スダジイの枯れ葉を大きな葉でキャッチし、腐葉土を作り、生育しています。
これは、寄生ではなく着生といいます
へぇ〜
今日の天気でしたら、八丈富士を登ったほうが良かったのではないですか?
実は一度登りました
でも、雲が厚くて満足できませんでした
そんなわけで、次は八丈富士を登ってきます!
体力全開のお客様でした。
今日は楽しかったです
こちらこそ、今日はヘゴの森にいらしていただき、ありがとうございました