2月に入り、八丈島では雨が続く日と晴れが続く日がありました。今日は、雨はありませんでしたが、曇りと晴れが交互でしたね。
でも、八丈島の旅としてはいい天気でしょう
さて、私は普段は携帯の電波の届かないところにいます。そのため、ヘゴの森ツアーではメールでの予約となっています。
しかし、例外はあるもので、今日はたまたま圏内で、午後のツアー希望者の予約メールを読むことができました。
今日は、「2023年2月9日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
お客様の予約をヘゴの森散策路全コースにランクアップしました
今日のお客様と待ち合わせ場所でお会いしたときから、直感として、ヘゴの森散策路全コースで大丈夫と思いました。お話をうかがってみますと、昨日、八丈富士山頂までいったとのこと。
装備もバッチリでしたので、ヘゴの森散策路全コースへのランクアップをご提案させていただきました。
ありがとうございます
いいですよ
お客様も喜ばれていました。
ヘゴの森コースの様子
八丈島の歴史や身近な植物のお話をしながら、ヘゴの森のエリアを散策しました。お客様は、若いヘゴの指に穴が開きそうな鋭い棘に驚かれていました。
2023年1月25日の雪の影響でヘゴの葉身は枯れ始めていました。さすがに雪はヘゴに撮っても大きな障害を生み出す気候だったようです。
ヘゴの森散策路全コースの様子
このジャングルを入って、山をぐるっと回ってきます
はい、わかりました
ジャングルの散策路を登ってきました。振り返ってみますと、私たちはどこを歩いてきたかわかりませんね(笑)。
ヘゴの森は自然が豊かです。生み出されるものもあれば、死に導かれるものもあります。
スギの墓場のエリアでは、スギの幹へのフウトウカズラの根の入り方を解説しました。
ヘゴの森には変わった形のシダ植物も生息しています。マメヅタ、ヒトツバ、シシラン、オオタニワタリは、お客様が知っているシダ植物とはかなり形態が異なっていましたね。
散策路では樹高の高いビロウヤシも見られました。
八丈島で見られるヤコウタケ(光るキノコ)の宿主は、この木なんですよ
へぇ〜
時期としては、6月中旬〜7月上旬にかけてに見られます
八丈島の気象条件は菌の生息には適しています。倒木は数年の間で菌や昆虫によって分解され、土に還ります。
最後は、毛に覆われたヒカゲヘゴを間近に見ながら散策しました。
初めはヘゴの森コースを考えていましたが、ぐるっと全コース回れてよかったです
本当はこのあとみはらしの湯へ行きたかったのですが、休業中なのですね
はい、でも、八丈島には他にも温泉はありますので、ぜひお楽しみくださいね
はい
今日はヘゴの森にいらしていただき、ありがとうございました