八丈島は昨晩から暴風雨でした。今朝の東海汽船の定期便も欠航でした。
それでも、ANAは3便とも就航しました。
船と飛行機と両方ある八丈島は、離島の中でも、とても恵まれていますね
でも、外は土砂降りです。
どうしようかなぁ・・・
行くか・・・
今日は、「2022年4月1日、土砂降りの東京都八丈島で野鳥を見てきました」と題してのお話です。
なんだかんだいっても、野鳥は人よりも天候の変化に強いです
フィールドに出て、いつも思うのですが、人は気温の変化に弱いです。ちゃんとした服を着ていないと、雨で気温が10℃ですと、濡れたらすぐに体温が奪われてしまいます。
ですので、よほどのことが無い限り、今日のような天気で外に出かけるのは、やめたほうがいいですね
ところが、野鳥は全身を羽で覆われています。しかも、水を弾く仕様がデフォルトです。
いつも、大丈夫なのだろうか・・・?
と思っていますが、私の心配をよそに、野鳥たちは自然の振る舞いをしています。
ツグミ
最近は、ツグミの羽数は、増えたり減ったりと忙しく変化をしています。ただ、立ち位置がおかしい個体はちらほらと見られますので、渡ってきた個体というのがすぐに分かります。
雨が降りますと地面は柔らかくなります。つい最近まで、八丈島の気温も高かったので、昆虫やミミズが地表付近に現れているのでしょうね。
ツグミは地面を掘り返していました。
コチドリ
シギ・チドリといいますと、今の時期、八丈島ではメダイチドリが見られます。ただ、回っていますと、例外もありますね。
コチドリを見ました
目の周りが黄色で縁取られた典型的な夏羽です。ここまではっきりしていますと、種の判別がしやすいですね。
ムナグロ
八丈島では、ムナグロは越冬しています。そして、最近の強風のためだと思いますが、ムナグロの羽数も急激に増えました。
おそらく渡ってきた個体です
でも、北風でしたので、南へ押し戻されたのでしょうか?
八丈島を散策していますと、ときおり、ムナグロと出会います。土砂降りの中、餌を探していました。
チュウサギ
最近の強風で、八丈島では、急にサギの仲間が見られるようになりました。アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギなどです。
近くでチュウサギが見られました。通常ですと、サギ類は川辺で魚を捕ります。
ところが、八丈島には魚が住むような川がありません。ですので、ミミズを捕ることが多いですね。
チュウサギは、鋭い眼光で、ミミズを狙っていました。
今日の八丈島は暴風雨でした。どちらかといいますと、私にはこちらの天気の方がしっくりきます。
雨で寒い割に、野鳥はいつもどおりの生活をしていました。写真では表現できませんでしたが、それぞれの野鳥は土砂降りの中での採餌でした。
今後も、雨の中の野鳥の姿を撮影したいですね
しばらくの間、ブログは不定期更新になります。
PR