明日から仕事のために出張します。準備をしていて、
八丈島から離れたくないなぁ・・・
と思っているのは、八丈島で過ごす一瞬一瞬は私にとって楽しく、幸せで、かけがえのない時間だからなのだと思います。
ですが、今日この島で生活できるのも、多くの方々の支えがあってのこと。一生懸命は一生懸命で返さなくてはいけません。
私も出来ることをしなければなりません
というわけで、また、出張期間中、ブログの更新をお休みします。
八丈島に来てから、色々なプロカメラマンさんと出会いました。人物撮影が得意な人、風景撮影が得意な人、鉄道撮影が得意な人・・・。
ちなみに、八丈島には鉄道はありません(笑)
プロカメラマンさんは分野においてレンズの偏りがあります。そして、ビジネスライクなところがあります。
今日は、「プロカメラマンの機材の割り切り方に驚かされました」と題してのお話です。
写真機材はお金がかかります
私の場合は、花、野生動物、風景のようなネイチャーフォトを撮影します。そして、依頼されたときは人も撮影します。
ですので、マクロレンズ、広角レンズ、標準ズーム、望遠ズーム、超望遠レンズと幅広くレンズを揃えています。
カメラとレンズを合わせた新品価格は220万円近くになります。もちろん、全て中古で、20年以上もの長い時間をかけて揃えていますので、この金額にはなりませんが、それでもけっこうな金額をカメラにつぎ込んできました。
こんなの初心者には無理ですよ
そうですね
私も写真をはじめた頃は、今のようになるとは思っていませんでした
カメラ1台には1本のレンズしかつけられません
当たり前のことですが、カメラ1台には1つのマウント(レンズを付ける穴)しかなく、レンズも1本しか付けられません。私はEOS 6D Mark IIとEOS 7D Mark IIの2台を持っていますので、10本の中の8本は常に眠っています。
そして、10本のレンズの中で、Life Size Converter EF、EF16-35mm F4L IS USM、 EF70-200mm F4L IS USMの3本は、もちろん使うのですが、その出番はかなり低いです。
それって、宝の持ち腐れって言うんじゃないですか?
耳が痛いですね
でも、まったくそのとおりです
私が出会ったプロカメラマンさんの機材に対する考え方
私は、多くのプロカメラマンさんからは、
かなりレンズを持っていますね
と言われます。もちろん、色々持っている方もいらっしゃいますが、職業人として生きているプロカメラマンさんは、多くの場合、驚くほどレンズを持っていません。
例えば、一般の撮影でしたら24-105 mmの標準ズームレンズ、花は50~00mm のマクロレンズ、風景のみでしたら16~200 mmの広角レンズ、そして、野生動物のみでしたら400~600 mmの超望遠レンズが必要ですね。
プロカメラマンさんの場合は、自分の力を最大に発揮できるカメラと数本のレンズに絞って手元に置き、自身のメインの被写体とは異なる場合、レンタルで機材を補完する傾向があります。
私も、プロカメラマンさんのレンズに、レンタルとか、返却日が書かれたタグを見たことがあります。
でも、このようにしますと、最小限の写真機材で、それ以外にお金を回せます。私のように、レンズを眠らせることはないのです。
機材・お金のバランスをシビアに考えて、最大限の成果を出す人、それがプロカメラマンです。
カメラ機材をレンタルするには
この記事の初めの方に書きましたが、私のようにカメラ機材をなんでも揃えてしまいますと、お金がかかります。そして、レンズを眠らせることになります。
もう少し具体的にお話しますと、望遠ズームレンズは遠くの被写体を写すときに活躍します。例えば、お子様の運動会のときは大活躍しますね。
でも、出番は1年に1日だけではないでしょうか?
プロカメラマンさんと同じようなことは出来ませんが、機材をレンタルするという考え方は一理あると思います。
CAMERA RENTさんのところは、サブスクリプション方式の月額制のレンタルサービスです。
Webpageを拝見しましたが、レンタル商品をクリックしますと、SONYのカメラが目に入ります。私はCanonユーザーですが、SONY製のカメラの活躍は知っています。
ぜ、ぜんぜん、羨ましくないんだからねっ!
と強気を装っていますが、かなりのラインナップのメーカーのカメラ、レンズが並んでいます。しかも、最新のもの。
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カメラ初心者の方には、何をレンタルしたら良いのか分かりませんので、少しハードルがありますが、撮影が慣れてきて中級者以上の方でしたら、確実に目的のものを選び出せると思います。
料金プランとしてランクがあり、それに応じて機材が選べるシステムです。
SONYのα1やα9IIはプロ仕様最高なカメラですし、最近発表されたNikonのZ9はこれまでのカメラの価値観を変えました。CanonのEOS R3は11月末に発売開始です。
カメラは30-80万円、レンズは30万円くらいの値段がします
最新の機材は欲しいですが、すべての購入は夢のまた夢です
最新のカメラを使うためには、これから先はレンタルの時代になるのかも知れませんね。
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