2025年5月、雨の多い東京都八丈島で出会った野鳥たち

動物

今日(2025年5月31日)は、東京-八丈島の東海汽船の定期便、ANAの1便と2便が欠航しました。

八丈島は雨でこんな感じでしたので、欠航もいたしかたないと思います

EOS 7D Mark II+EF70-200mm F4L IS USM

さて、5月の八丈島は春から、まだ正式発表されていませんが梅雨入り(?)まで季節が変化しました。

前半は過ごしやすかったのですが、中旬から後半は雨の日が多かったです。

野鳥は、留鳥は繁殖を開始し、夏鳥は繁殖のため訪れたり、旅鳥は一時中継点として八丈島を利用していました。


今日は、「2025年5月、雨の多い東京都八丈島で出会った野鳥たち」と題してのお話です。


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ウミネコ

ウミネコは、春になりますと、繁殖のために八丈島に訪れます。天気の悪いときは安全な場所に集まって、群れで暴風雨をやり過ごします。

突風でよろけたりしますが、逞しく生活していました

ウミネコLarus crassirostris
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM

キジバト

今年の春はキジバトの交尾のシーンを観察できたり、ブログには載せていませんが、巣を偶然見つけたりしました。

私が見つけた巣は白色の卵が2個ありました。

今年は気温が低く、野鳥の抱卵期も後ろにずれる傾向があります。

雨の日にキジバトの写真を撮影しました。さえずっていたことから、オスだと思います。

よ~く見ますとお腹の羽毛が乱れています。おそらく、メスと交代で寒い雨の日も卵を温めているのだと思います。

キジバトStreptopelia orientalis
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

アマサギ

5月は強風の日もありました。その翌日に八丈島を見回りますと、旅鳥が姿を現します。

アマサギは、自身の立ち位置に自信がない仕草をしていました。明らかに昨晩八丈島に訪れた個体です。

もちろん、頑張れば餌は捕れます。しかし、多くのサギがその場所に集まっていないことから、八丈島で生きるためにはあまりいい場所ではありません。

数日が経過し、このアマサギはもっと餌の捕りやすい場所へ移動しました。次の強風で八丈島から旅立つと思います。

アマサギBubulcus ibis
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

アオアシシギ

今年は、私は旅鳥と出会う確率が低いです。これも運ですので仕方がないですね。

観察していましたら、アオアシシギに気が付きました。

私の野鳥と仲良くなってから撮影します。ずっと観察をしていましたら、向こうから私の方に歩いてきました。

絵になるシーンとなりましたので、そっと撮影させてもらいました。

アオアシシギは、数日間八丈島に滞在し、その後見られなくなったことから、北上したと思われます。

アオアシシギTringa nebularia
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

タネコマドリ

八丈島では、春に繁殖する野鳥が多いです。モスケミソサザイ、オーストンヤマガラ、タネコマドリは、この順番で繁殖します。

今年は山に入る機会が大幅に増えました。双眼鏡を持って出会った野鳥の記録をとり続けたところ、タネコマドリの出現に偏りがあることに気が付きました。

更に観察をし続けると、一日に何回かそこにいることに気が付きました。

今の自分の観察と撮影技術のベストを残すため、リモートコントロールで無人で撮影させてもらいました。

このパターンは長くは続かなかったです。私の観察のレベルをもっと向上させて、将来的には八丈島におけるタネコマドリについて考えられるくらいの情報は集めたいですね。

タネコマドリLuscinia akahige tanensis
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF100mm F2.8L Macro IS USM

今日は、「2025年5月、雨の多い東京都八丈島で出会った野鳥たち」と題してのお話でした。

5月は前半は過ごしやすかったのですが、中旬から後半は雨の日が多かったです。

印象深かったウミネコ、キジバト、アマサギ、アオアシシギ、タネコマドリの様子を紹介しました。


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