八丈島は、晴れたり、曇ったり、突然雨が降ったりと、島特有の天気となっています。先が読みにくく、フィールドに出ても行きあたりばったりですね。
逆に、予想ができないからこそ、新たな学びが生まれると考え、フィールドに出ました。
今日は、「2021年8月19日、東京都八丈島の三原山でキノコを見に行ってきました」と題してのお話です。
相変わらず、森の中は真っ暗です
最近は、暗い森の中で過ごすのが多いです。初めは、
カは多いし、気味悪いなぁ・・・
と思っていたのですが、慣れですかね。
カに弱い人は虫除けスプレーは必要かもしれませんね。
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野鳥はあまり見られませんでしたが、アカコッコ、オーストンヤマガラ、タネコマドリ、ウグイス、シチトウメジロ、イイジマムシクイ、モスケミソサザイの声がしました。
タコウキン科のキノコが頭上にありました
キノコについては、まだ始めたばかりです。同定は難しいですね。
図鑑とにらめっこの時間が続いています。でも、知らないことを知るのは楽しいし、図鑑の記載を読みますと、面白い現象の説明もあります。
頭上にあったキノコは、木の幹から水平に傘が出ていましたので、タコウキン科の仲間だと思います。名前までは特定できませんでした。
足元にあった倒木にはタコウキン科のウチワタケ(?)がありました
まだ、色が着ききっていませんが、ウチワタケだと思います。八丈島では、いたるところで見られるキノコですね。
傘の生長が止まりますと、硬いキノコになります。
キシメジ科のキノコ
散策をしていると、足元の落枝に巨大なキノコがありました。
上側から見ますと、うっすらとした茶色の濃淡が見えました。また、基部には白い毛がありました。
スミゾメシメジかな?と思っています。
スダジイの倒木にシイノトモシビタケが生えていました
足元を見ながら歩いていますと、スダジイの倒木にキノコが生えていました。
以前、夜間に撮影した、シイノトモシビタケは緑色に光っていました。直接比較にはなりませんが、形、大きさ、傘の裏のひだの形など、シイノトモシビタケととても良く似ています。
夜に確認してきました。光っていました。
シイノトモシビタケでした
でも、カタツムリに食べられてボロボロになっていました・・・
最近の八丈島は、雨が降ったり、止んだりです。さすがに、ヤコウタケの子実体形成の最適条件にはなりませんが、他のキノコにとっては子実体形成の最適条件となっています。
これまで、あまり気にしていませんでしたが、様々な場所でキノコが発生していました。まだまだキノコ初心者ですが、少しずつ種の判別ができるようになりたいですね。
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