2023年1月8日、冬の八丈島の動植物を観察してきました

動物

今日は、第42回八丈島パブリックロードレースが開催されました。八丈富士側のコースをハーフ、10 km、3 kmに分かれて、走者、応援と八丈島の大きなイベントの一つですね。

一方、私は、来週からガイドで少し忙しくなります。その前にデータを集める準備をしていました。


今日は、「2023年1月8日、冬の八丈島の動植物を観察してきました」と題してのお話です。


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トレイルカメラを仕掛けました

私はこれまで3箇所の野鳥の水浴び場を見つけています。ただ、春夏秋冬、いつも同じかどうかは分かりません。

実際、今年は大雨で私が観察しているフィールドの地形が変わり、それに応じて、野鳥の行動も変わりました。

データが一番大切です。ですので、今回もトレイルカメラを仕掛けて、結果がどうなるか観察しました。

iPhone 12

待ち時間の間は植物散策

八丈島は自然と人の距離がとても近いです。ですので、少し山道に入りますと、いろいろな植物と出会うことができます。


フウトウカズラ

今の季節から、オレンジ色の数珠状の実をつけるツル植物が見られます。

これはフウトウカズラです

もうそろそろ、実に飛び込むヒヨドリの飛翔が見られると思います

フウトウカズラPiper kadsura
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ヤブコウジ

林道を歩いていますと、森の中に低木が見られます。よ〜く見ますと、赤い実が着いています。

これはヤブコウジです

ジュウリョウとよぶ人もいますね

縁起物の一つです

樹高は高くても30 cmくらい。とても低い木です。

背丈が低いので、草をかき分け、中から赤い実が見えると

ラッキー

と思える不思議な木です。

ヤブコウジArdisia japonica
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

シマテンナンショウ

八丈島の森に入りますと、コブラの頭のような花をつけた植物と出会います。

これはシマテンナンショウです

シマテンナンショウは、サトイモ科テンナンショウ属でウラシマソウの仲間です。今の時期は様々な発育時期のシマテンナンショウと会うことができます。

シマテンナンショウArisaema negishii Makino
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

水浴び場に来た野鳥たち

最近、いくつかの場所でトレイルカメラを仕掛けました。

良い成果はありませんでした

ところが、今日は、ヒヨドリの水浴びが写っていました。

他の水浴び場もありましたが、危険なところでしたので、遠くから観察しました。待っていますと、シチトウメジロが姿を現しました。

水浴びを終えたあと、羽繕いをしていました。

シチトウメジロZosterops japonicus stejnegeri
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

今日は植物散策をしました。明日はガイドがありますので、フウトウカズラ、ヤブコウジ、シマテンナンショウの予習できたと思います。

一方、仕掛けたトレイルカメラにはヒヨドリの水浴びも写っており、別の場所ではシチトウメジロも見られました。今後の参考になればと思います。

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