研究者を引退しますと、英語と接する時間が圧倒的に少なくなります。もちろん、今でもNature Podcastsで聴いたり、必要性に応じて論文を読むこともありますが、英語の実力は落ちましたね。

仕方のないのことでしょう
今日のヘゴの森のお客様は、台湾と東京に分かれて住んでいるご夫婦とそのお友達でした。
今日は、「2023年1月30日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
言葉は日本語、英語、フランス語、北京語
今日のお客様は、台湾と東京に住む夫婦とそのお友達の3人のグループでした。最近は、英語をあまり勉強していないので、

やばっ・・・
と思っていましたが、仕方がありません。このままお客様を迎えてしまいました(笑)。
お客様とお話ししてみますと、日本語、英語、フランス語、北京語で会話しているそうです。

すごいですね
私の英語はかなり錆び付いていましたが、今日のツアーは日本語と英語でご案内しました。

ヘゴの森コースの様子
今日のお客様は散策が大好きな方々でした。植物から野鳥まで全部見るそうです。
ただ、今日は風が強かったのですので、野鳥も声や見られても通過のみでした。ですので、植物散策を中心にツアーをすすめました。


ヘゴの森のエリアでは、ヘゴの横断面や葉柄の断面などユニークな構造にお客様は驚かれていました。

ヘゴのジャングルの中を私たちは歩きました。

ヘゴの森を見下ろす高台にきました。

すごいですね
この場所は、国籍を問わず、ツアーに参加されたすべての方々が感嘆の声を上げる場所です。


ヘゴの森散策路全コースの様子
私たちはさらにジャングルの中に進みます。雨が降りやすい八丈島の気候を解説しながら、山道を登ります。

スギの命を奪うフウトウカズラをご覧になって、生態系のサイクルについて思案されていました。

ヘゴの森は、冬ですが、意外と植物も見られます。花びらが「大」の字の形のイズノシマダイモンジソウも見られました。

もちろん、シダ植物も健在です。お客様がご覧になっているのはヒトツバです。
八丈島は、雨が降ったり止んだりしていますので、胞子嚢群の胞子もある個体とない個体が見られました。

大きな葉をもつオオタニワタリも散策路沿いに見られます。大きな葉でスダジイの枯れ葉を回収し、分解産物を利用する着生というオオタニワタリの生き方に驚かれていました。

ヘゴの森コースではヘゴ、ヘゴの森散策路全コースではヘゴに加え、ヒカゲヘゴも見られます。
お客様は美味しそうな新芽の写真を撮ったり、直接毛に触れたりしていました。



八丈島で大怪我をしますと、ヘリで都心の病院へ運ばれます
安全な旅を続け、ちゃんと飛行機で帰ってくださいね

わかりました
八丈島は、今日最後ですので気をつけます!

ありがとうございました
楽しかったです

今日はヘゴの森へいらしていただき、ありがとうございました