八丈島にも観光されるお客様が増えてきましたね。先日、夕日ヶ丘へ行ってきましたが、一番手前の石に立っている人を見ました。
草刈りをしますとその先がどうなっているのかは明白なのですが、絶壁です。何かの拍子につまづけば、引っかかることもなく崖の下に落ちます。

以前記事に書きましたので、夕日ヶ丘へ行くときは注意してくださいね
さて、天気は下り坂ですが、空は曇りで持ち堪えていました。
今日は、「2023年3月17日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
ヘゴの森コースの様子
今日のお客様は午前中八丈富士を登ってきた強者です。普段から運動をしているようで、ハイペースで登って下ってきました。

そして、午後は休憩がてら、ヘゴの森へいらしたそうです
やっぱり、お客様方々は強者ですね
先日、ヘゴの森エリアの手入れをしましたが、すっきりしましたね。


ヘゴの森の美しい景観を紹介しましたが、同時に危険性も確認していただきました。若いヘゴは棘で覆われていますからね。

最近のヘゴの森は、1月の雪の影響で樹冠の葉柄が枯れています。そのため、新芽が出てきて葉の入れ替え途中です。

雨が降ったら、緑色が濃くなるのでしょうね

はい、6月は霧あるいは雨で最高の状態になります

ヘゴの森散策路全コースの様子

それでは、今日はこれから山を一周しますね

はい
散策路周辺には、最近咲いたハチジョウテンナンショウの花がいたるところで見られます。

これ、何だと思います?

アシタバですか?

そうです、お店で出てくるアシタバはもう少し若い葉を使っているんですよ

ときどきマンリョウの実を観察しながら、私たちは山道を進みます。

ヘゴの森では、アオキの新芽と花を楽しむことができました。
アオキの花は寿命が短く、一瞬で咲き、すぐに萎んでしまいます。今日はとてもラッキーでした。



大きな草のように見えますが、葉をひっくり返しますと、茶色い線が入っていますね
これはオオタニワタリです

スダジイに着いていますが、これらの大きな葉を広げて枯れ葉を集め、分解して養分にして生きています
これを着生といいます

へぇ〜
暖かくなってきましたので、オオタニワタリの葉の中心には新芽が見られました。


ヘゴの森散策路全コースの頂上付近には、ヒカゲヘゴが見られます。こちらでは新芽や群生の景観を楽しみました。




ちょっと曇っていましたが、雨が降らなくてラッキーでしたね

次は海へ行ってきます

海沿いの道や展望台からも八丈島らしい景色が見られますよ

今日は楽しかったです
ありがとうございました

こちらこそ、今日はヘゴの森にいらしていただき、ありがとうございました