今日(2022年6月22日)の八丈島は濃霧でした。坂上の方は、真っ白で視界が悪いので、ヘッドライトをずっと点灯していました。
ANAは、全便欠航しました。
パイロットの方は、いつも頑張っていただいていますが、さすがに今日は難しかったですね
話は変わって、梅雨の時期、八丈島ではウミネコの羽数が急増します。
どんな野鳥でも、撮影は難しいものです。初めに、ウミネコと対話をしながらいい関係を築きました。
今日は、「EOS R3で東京都八丈島のウミネコを撮影しました」と題してのお話です。
EOS R3でウミネコの水を飲む姿を撮影しました
ウミネコは海で見かけますが、たまに水を飲む姿を見せてくれることがあります。くちばしで水をすくって、顔を上に向け、喉に水を入れます。
人間の口と違って、唇はありません。くちばしの付け根から水が溢れる様子を撮影しました。
EOS R3は30コマ/秒の高速連写が使えます。ウミネコの目へのピントとくちばしから滴る水を確認しながら、連続撮影でこの1枚を得ました。
EOS R3でウミネコの水浴びを撮影しました
1羽の個体と一対一の場合、仕草や顔の表情の変化を観察することにより、被写体の気持ちを察することが出来ます。
そして、それに合わせて、私も余計なことをしないよう、配慮することが出来ます。ところが、複数の個体となると、彼らすべての行動のコントロールはとても難しいです。
ある個体は受け入れてくれても、別の個体は嫌がったりしますからね
たまたま、全員私を受け入れてくれました。あとは、脅かさずに連写で撮影しました。
どこにピントを合わせたらいいのか、よく分かりませんでしたので、ここでは、一番手前の個体にピントを合わせました。
EOS R3でウミネコの羽ばたきを撮影しました
どの撮影でも、被写体と仲良くなることはとても大切です。
こいつは無害
と思われれば、あとは目の前で自然な姿を見せてくれます。
水浴びが終わりますと、次にするのは、ウミネコは、羽についた水滴を取り除きます。ウミネコは翼を羽ばたかせました。
そう、「水浴び→羽ばたき」とウミネコの行動は決まっています。ですので、ウミネコを撮影するときは、
これを撮ったら、次はこれ
という風に、次の行動を予想して、シャッターボタンに指をかけて待っています。
EOS R3はほとんど全自動で写真を撮ってくれます。ですので、撮影者の私は、目のピントと、羽ばたきをしたとき、写真の画角から翼がはみ出さないように気をつけていました。
EOS R3でウミネコの飛翔を撮影しました
以前、アマツバメの飛翔を撮影しました。EOS R3のAFはとても速く、背景がシンプルならば、ほぼ確実に被写体を捉えることが出来ます。
これが出来ることを知っていましたので、アマツバメよりも飛翔スピードが遅いウミネコも、EOS R3で撮影が出来ると考えました。
気をつけることは、先ほどと同じですが、目のピントと写真の画角から翼をはみ出させないことです。ウミネコをファインダーでずっと捉えられれば、目的の写真は撮れます。
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
最近のカメラはシャッターボタンを押すだけで写真が撮れます。機種は何を使っても同じに感じますね。
私はこれまでEOS 7D Mark IIをメインカメラとして使ってきました。10コマ/秒の連写、一般機種と比較しても速いAFと、中古価格7万円のカメラとは思えない性能です。
ところが、EOS R3でウミネコを撮影すると、EOS 7D Mark IIと比べて、性能差も見えてきました。
また、撮影時に気にかけるポイントが圧倒的に少ないため、撮影後はあまり疲れません
今回も、とても驚かされました。気がついたことがありましたら、また、このブログで報告しますね。
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EOS R3
用事ができましたので、明日のブログの更新はお休みにします。