2022年、東京都八丈島の野鳥が春の準備を始めました

動物

昨日(2022年3月5日)に比べ、今日は風が強いですね。暖かくなっては寒くなるの繰り返しです。

ただ、三寒四温のように暖かい日が多くなりましたね

モスケミソサザイのさえずりが聴こえるようになりました。道路にはコジュケイが顔を出していました。


今日は、「2022年、東京都八丈島の野鳥が春の準備を始めました」と題してのお話です。


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シチトウメジロ

シチトウメジロは、花にどんどんと集まるようになりましたね。少し前はヤブツバキ、キダチアロエ、今はカワズザクラです。

ペアをつくり、花粉や花蜜を食べ、食欲旺盛です。

シチトウメジロZosterops japonicus stejnegeri
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

そして、ときどき、想像とは違う場所に姿を現します。

私は、野鳥の動きは声と音で観察します。

いつもの見て見ぬふりですね

そうしますと、私の知らない行動が見えるようになってきました。

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EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

これ、何だと思いますか?

シチトウメジロの動きから推察すると、これは昨年使われたシチトウメジロの巣みたいです。

ヒヨドリの巣はもう少し頑丈ですし、思い返せば、シチトウメジロはこの高さのヤブから何度も飛び出してきました。

シチトウメジロは、意外と、私たちの身近な場所で繁殖をしているのですね


オーストンヤマガラ

オーストンヤマガラも、最近は、2羽で移動しています。声をプロットしていきますと、巣穴を探しているのが分かります。

もちろん、私も全部が全部分かっているわけではありません。ただ、継続して観察を続けていますと、偶然、巣が見つかることもあるのです。

オーストンヤマガラParus varius owstoni
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

この写真は数年前に撮影したオーストンヤマガラの巣です。この樹洞は毎年使っているようで、今は、今年も使えるかどうかの下見の段階だと思います。

近くには、ハシブトガラスも、アオダイショウも、イタチもいません。なかなかの素晴らしい物件ですので、今年も使うでしょうね。

機会がありましたら、遠くから観察したいと思います


ツグミ

繁殖期が始まりますと、代わりに去る野鳥も出てきます。ツグミです。

今年は、あるツグミととても仲良くなりました。仲良くというか、ツグミが私を無視するような関係が築けました。

カメラを構えても、かまわず、地面を掘り、昆虫を捕まえる自然な姿を見せてくれました。

今までは、ムナグロなどでいい関係を築いてきましたが、ツグミもその関係を構築できるとは思ってもいませんでした。

一日一回は顔を合わせる関係でした

八丈島も冬が終わりつつあります。春になり、南風が強くなったら、風にのって八丈島から離れるのでしょうね。

少し別れが寂しくなります

ツグミTurdus eunomus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

コジュケイの行動を調べるには、私は、まだまだ、知識不足です。一方、モスケミソサザイは、色々な情報が入手できてきましたので、頭で考えている仮説どおりになるのか、今シーズンの春はとても楽しみです。

八丈島の春は、もうすぐそこですね

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