腰を痛めてから、ずっと本業をおろそかにしてきました。今日は腰の状態もかなり良かったので、久しぶりに環境調査をしてきました。
今月も継続的に観察したいと思います
さて、せっかく外に出ましたので、受け取ってからずっと眠っていたあのカメラを持ち出しました。
今日は、「EOS R3を初めて使ってみました」と題してのお話です。
私のEOS R3の設定
もともと、私は、EOS R3は野鳥の撮影のために購入しました。今のところ、EOS 7D Mark IIと同じように使えるように設定をしました。
各ボタンなどのカスタマイズはこちらです。
シャッター方式:電子シャッター
ドライブモード:高速連続撮影+
測光モード:評価測光
撮影モード:マニュアル露出
ISO感度:ISOオート
EOS R3の被写体追尾(トラッキング)は、とても優れています。多くの場合、一度被写体を認識すると外しません。
今までEOS 7D Mark IIでは親指フォーカスを使ってピントを合わせていましたが、EOS R3ではデフォルトのシャッターボタンの半押しのままにしました。
EOS R3の上面のボタンの使いやすさ
EOS R3の上面のボタンは、ユーザーに対してとても親切に配置されています。私の場合ですと、ドライブモード、測光モード、ISO感度を変えますが、左のピンク破線枠、右青破線枠どちらを使っても同じ設定が出来ます。
おそらく、EOS-1D X Mark III、EOS R5、EOS R6のどのユーザーでも迷わずに設定できる配慮なのかも知れません。
あれっ?
ここは・・・
なんて悩む必要がありません。とても良くできていると思いました。
オオハクチョウを撮影してみました
八丈島では、すでに多くの方々が、きれいなオオハクチョウの写真を撮影していますね。私も、
お〜
と感心しながら見ていました。ですので、今回の私のEOS R3のテストでは、オオハクチョウをそっと撮影するという感じです。
私のEOS R3は、
瞳検出:する
と設定していました。しかし、オオハクチョウの被写体の特性か、あるいは、被写体との距離の関係から、瞳検出は働きませんでした。
オオハクチョウの頭部を検出していました
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
また、私のEOS R3は、
ISO感度:ISOオート
と設定していました。EOS R3のISO感度がどのくらいまで使えるのかも確認しました。
下記の写真はISO4000で撮影しましたが、私の用途には普通に使えそうでしたね
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
EOS R3で視線入力を使ってみました
私のEOS R3は、
視線入力:する
と設定していました。
近くにコハクサンボクの赤い実がありましたので、撮影してみました。
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
EOS R3は、初めはピントが合わず、そのあと、奥の赤い実を瞳と間違えて検出したりして、なかなか苦戦していました。
EOS R3も、
撮影者は、たぶん、これにピントを合わせたいんだろうなぁ・・・
という頑張りをファインダー内で見せてくれます。
カメラなのに、なかなか可愛いところがあります
そこで、視線入力です
私は、EOS R3背面のサブ電子ダイヤル1の中心にある設定ボタン(緑色の破線のSET)に視線入力のON/OFFを割り当ててあります。
視線入力をONにしますと、ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじのようなアイコンが現れ、ふわふわと漂い始めます。コハクサンボクの赤い実のエリアに視線を向けますと、EOS R3のフォーカスエリアが
ここですね
という感じで反応します。あとは、シャッターボタンを半押しからさらに深く押すだけです。
はじめは
視線入力なんていらない
と思っていたのですが、EOS R3に関しては、ピントの照合がとても速く、間違えて連写をしますと不要な写真の量産になります。
視線入力は、おそらく、それを防ぐための機構なのかも知れません。
私はEOS 7D Mark IIでは、シャッターを押すことに集中力を使っていました。EOS R3では自動でピントが合ってしまいますので、構図、色彩、ISOと写真の他の要素へ意識を向けることができます。
視線入力では、撮影者とカメラが対話するような感じです。つくづく、
不思議なカメラが誕生したなぁ・・・
と思いました。
今日は、EOS R3の初めての撮影でした。これから、気づいたことがありましたら、このブログで情報の共有したいと思います。
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EOS R3