2024年3月29日、雨の日の東京都八丈島のヘゴの森の様子

八丈島のフィールド

八丈島は昨晩からの悪天候で、ANAの1便と2便、東海汽船の定期便が欠航しました。

今日のような天気ですと、午前中は強風ですし、昼間は雨がどのくらい降るか分かりません。ず~っと天候の変化を観察していましたが、実際に行ってみることにしました。

注意雨対策のため、レインウェアと靴は完璧に装備しています。


今日は、「2024年3月29日、雨の日の東京都八丈島のヘゴの森の様子」と題してのお話です。


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昨日は雨の日の八丈島をおすすめしましたが、本当は家でじっとしているのが正解

昨日のブログでは、適度の雨の中の八丈島の様子を紹介しました。雨が降りますと、様々な植物の色が変わりますので飽きが来ません。

雨という点では、今日は昨日と同じなのですが、さすがに風も雨も一時的に強い時がありました。基本は家でじっとしているのが正解だと思います。


ヘゴの森に行ってみると、実際の状況は違いました

ヘゴの森は山に囲まれているため、風は気になりませんでした。森の中に入りますと、雨水が蒸発して霧が発生していました。

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水滴の着いたコケが迎えてくれました

昨晩から本格的に雨が降り、霧も発生していますので、森の中のコケは水を十分に吸っていました。

私は、あるコケをヒノキゴケとよんでいました。ヒノキゴケとヒロハヒノキゴケの違いは胞子体のつく位置だそうです。

少しつまんで調べてみますと、胞子体は茎の基部についていました。つまり、私がヒノキゴケとよんでいたコケは、ヒノキゴケではなくヒロハヒノキゴケでした。

間違えて発信して大変申し訳ございませんでした

今後は、ヒロハヒノキゴケとよびます

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雨の中のヘゴの森エリア

ヘゴの森エリアは、3月末にもかかわらずまるで梅雨に入ったような状況でした。うっすら霧も出ていました。

ジャングル感がより強く出ていましたね

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ときおり強く雨が降ることもあり、雨が写るくらいでした。

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雨が降ると樹木も、シダ植物も、菌も活性化します

春の樹木で楽しみなのは、シロダモの新芽です。ウサギの耳のような感じでふわっふわっの触り心地です。

山に入る人は、これに魅了される人が多いですね。

ヘゴの森の散策路周辺ではシロダモの新芽は出始めたばかりです。

これからが楽しみですね

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シダ植物も新芽ラッシュです。ヘゴ、ヒカゲヘゴだけでなく、ヒトツバ、シシランの新芽も出始めていました。

先日、オオタニワタリの新芽の様子を紹介しました。

新芽の数が増えていました


暖かくなってきましたので、菌類も目立つようになってきます。

先日のヘゴの森の整備のときに、メダケ赤衣病菌のついたメダケを紹介しました。別の場所でも水を吸ったメダケ赤衣病菌が観察され、生息場所が広がっているのが分かりました。

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散策路は雨が降ると緑色の深さが増します

私が散策路を歩いているときは、雨も風も弱くなっていました。そうしますと、霧がサーっと山の下から上がってきます。

散策路は霧と深い緑のシダ植物に覆われ、道がどこまでも続くような風景になっていました。

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ヒカゲヘゴの森のエリアは、いつもとまったく違う風景になっていました。雨+霧のおかげで、ヒカゲヘゴ全盛の植生の世界に立ち入ったようです。

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今日は、「2024年3月29日、雨の日の東京都八丈島のヘゴの森の様子」と題してのお話でした。

雨対策のため、レインウェアと靴は完璧に装備して行きました。

私がヘゴの森へ行った時間帯は風と雨が弱くなっていました。道自体が山に囲まれているため、思ったよりも過ごしやすく、霧の中での散策となりました。

深みのある緑と霧による特別な世界を歩けました


明日のブログの更新はお休みします。

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