2022年1月、東京都八丈島の野鳥の異種間のつながり

動物

2022年1月28日の今日は、とても良い天気でしたね。午前中環境調査をしていましたが、午後はどうしようか考えていました。

曇りや雨が多かったのであまりいい案が浮かばず、シダ植物を見に行こうか迷ったのですが、けっきょくデータを採っているフィールドで過ごしました。

野鳥をずっと観察していますと、行動に偏りが出てきます。

生き物ですから当たり前ですね


今日は、「2022年1月、東京都八丈島の野鳥の異種間のつながり」と題してのお話です。


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チョウゲンボウ

チョウゲンボウは、時期によって異なりますが、どこにいるのかはだいたい分かっています。出現する場所をプロットしていくと、

ん!?

何でここにいるの?

と疑問でました。その理由はチョウゲンボウが出現した周辺の地形にありました。

チョウゲンボウの餌である昆虫が、たくさん生息していたのです

チョウゲンボウFalco tinnunculus
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ハクセキレイ

現在、八丈島は冬です。でも、お客様が口をそろえるように、八丈島は温かいです。

チョウゲンボウが生息する場所の地面には、昆虫がいます。その昆虫を狙っている別の野鳥がいます。

ハクセキレイです

撮影するまで分かりませんでしたが、たしかに地面から昆虫を掘り出し、食べていました。

ハクセキレイMotacilla alba lugens
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

タヒバリ

意外かもしれませんが、八丈島では、ハクセキレイのいる場所とタヒバリがいる場所は被っています。ただ、ハクセキレイの方が上なのか、いつもタヒバリの方がびくびくしています。

多くの場合、タヒバリは地面を見ています。ただ、例外的に、警戒する行動をとります。

上空にチョウゲンボウがいました

その一瞬を撮影しました。撮った瞬間何が起きたのかびっくりしましたが、警戒音で原因が分かりました。

タヒバリAnthus spinoletta
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ツグミ

岩手県に住んでいたとき、愛知県に住んでいたとき、ツグミの写真はけっこう撮影できました。

ところが、八丈島に来てからはいまいちでしたね

4年間その状態でしたが、今年は違いました。ツグミといい関係を築くことに成功しました。

うまくアプローチすれば、自然な姿を見せてもらえるようになりました。

ツグミTurdus eunomus
EOS R3+Mount Adapter EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

チョウゲンボウから始まりましたが、私のフィールドでは、ハクセキレイ、タヒバリ、そして、ツグミも同じ場所にいます。

チョウゲンボウは、これらの小鳥類を狙っているように見えますが、実際には小鳥類を捕ることはできず、地面を掘り出して昆虫を食べています。

ただ、ハクセキレイ、タヒバリ、ツグミは自分が狙われていると思って、警戒音を出して、毎回、飛び去っています。

私が観察しているフィールドでは、いつものことです

チョウゲンボウと他3種の関係は、食べる側と食べられる側です。混じり合うことはありませんね。

ところが、ハクセキレイとタヒバリ、タヒバリとツグミはつながった関係で、天敵に対する防御も持ちつ持たれつになっていました。

異種ですが、横目でお互いの行動を見て、安全かどうか確認しているのです

野生ではいつ命がなくなってもおかしくないのです。こうやって防御をしているのかと、毎回、感心されられています。

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