カメラの楽しみ方は人それぞれですね。私は、レンズもカメラもほとんど中古品しか使いませんが、綺麗な状態のものを見ますと、前の持ち主さんはカメラを愛し、大切にしていたのが分かります。
いつもボロボロにしてしまう私は、頭が上がりません
さて、先日、EOS R7発表されましたね。センサーサイズAPS-Cのカメラで、私が愛用しているEOS 7D Mark IIのミラーレス版です。
スペックを見ますと、秒間あたりの撮影コマ数、画素数も文句なしです。
でも、気になるところもありました。
今日は、「CanonのEOS R7の操作ボタン・ダイヤルの位置のお話」と題してのお話です。
SONYは、カメラの形が統一されている
カメラの形といいますと、真っ先に出てくるのがSONYのミラーレスカメラです。α1、α9II、α7RIV、α7SIII、α7IVと見事にカメラの形がそっくりですね。
でも、これ、とても重要です。撮影する人がカメラの機種を変えても、違和感なく同じ操作ができるからです。
無意識で操作できるのは、撮影時のストレスを激減させます。最終的には一瞬の勝負に勝ち、狙った写真を確実にものにできます。
Canonのデジタル一眼レフカメラ、EOS 6D Mark IIとEOS 7D Mark II、ミラーレスカメラのEOS R3のボタン・ダイヤルの位置
現在、私が持っているCanonのカメラは、EOS 6D Mark II、EOS 7D Mark II、EOS R3。背面の写真を見ていただきますと、細かいところは違いますが、AFスタートボタン、AEロック/FEロックボタン、AFフレームボタン、サブ電子ダイヤルはほぼ同じところにあります。
EOS 6D Mark II
EOS 7D Mark II
EOS R3
カメラの形が違いますので、SONYほどではありませんが、それでも操作の互換性があります。
ですので、EOS 6D Mark IIを使っても、EOS 7D Mark IIを使っても、EOS R3を使っても、ボタンを押すときのストロークに違いはあるものの、だいたい同じ操作ができます。つまり、使用時の機種の違いによるストレスは軽減されるようになっています。
CanonのEOS R7のボタンの位置は、EOS 6D Mark II、EOS 7D Mark II、EOS R3とは違う
最近、EOS R7が発表されました。カメラ自体のスペックは素晴らしかったです。
でも、EOS R7のAFスタートボタン、AEロック/FEロックボタン、AFフレームボタン、サブ電子ダイヤルの位置は、EOS 6D Mark II、EOS 7D Mark IIだけでなく、EOS R6 Mark II、EOS R5 Mark II、EOS R3とまったく異なります。
どちらかといいますと、EOS Rに近い感じです。
EOS Rの触り心地
EOS Rが出たときに、知り合いのプロカメラマンさんが私にEOS Rを貸してくださいました。
確かに、仕上がった写真はとても素晴らしかったです。
ですが、カメラのグリップの形状、背面のボタンの位置、マルチファンクションバーが、私には合わず、最初に握った瞬間に、ものすごい違和感が生じて、
これ、無理
となり、すぐに返却してしまいました。
CanonのEOS R7は、EOS Rと同じように、持つと違和感が生じるのではないか?
CanonのEOS R7の背面のボタン・サブダイヤルは、これまで発表されたメインのEOSシリーズとは配置が違います。
伝統とかいいますと、古臭いと言われるかも知れませんね。でも、長年カメラを使っていますと、カメラの操作系と人は同化します。
もちろん、これを気にせずに使える方も私は知っています。でも、私の場合は、操作がかなり固定されていますので、EOS R7を無意識で他の機種と同じように使うのは、とても難しいと思います。
EOS R7は、いいカメラなのに少しもったいない・・・
と思うのは私だけでしょうか?
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