6月に入りました。八丈島はなかなか梅雨に入りませんね。
今日は青空が広がり、海は波はありましたが、きれいな青色でした。
今年は野鳥の観察に力を入れていたため忘れていましたが、あと1ヶ月で1年の半分を消費することになります。
これだけの季節が流れますと、春に見ていた植物は別のものに代わります。
今日は、「2024年6月上旬、東京都八丈島で見られる植物 ーその1ー」と題してのお話です。
ハチジョウクサイチゴ
八丈島では、野生のイチゴは春に花を咲かせ、今の時期は実がつきます。ところが、場所によってはイチゴの花はまだ見られます。
八丈島では、ハチジョウイチゴ、カジイチゴ、そして、ハチジョウクサイチゴが見られます。私が見た場所は、ハチジョウクサイチゴの花でいっぱいでした。
スカシユリ
海岸線を見ますと、オレンジ色のスポットが見えました。ポイ捨てのゴミかと思われました。
ああ・・・
ここにもゴミがあるのか・・・
とがっかりしながら近づいてみますと、オレンジ色のスポットは、近づきますと、花の形をしていることが分かりました。
スカシユリでした
今日は、風が強く、デジタル一眼レフでの撮影は諦めました。代わりにiPhone 15で証拠写真を撮影しました。
スカシユリはこれから満開になりますね
ハマナタマメ
スカシユリのすぐ側にはピンク色の花も見られました。見るからにマメ科植物です。
これはハマナタマメ。こちらも風が強かったため、撮影は諦めました。
花といいますと、今の時期はガクアジサイが八丈島では見られますが、足元にはこのハマナタマメが見られます。
アカメガシワ
今日の八丈島は、空は青空、海は青い海。八丈島では珍しい天気です。
典型的な「南の島」のような天気です。
これだけ天気がいいと各色がパキッと色鮮やかになります。空、海、アカメガシワの花、そして、葉の色がハッキリ出るように撮影しました。
カラスザンショウ
花ではありませんが、カラスザンショウは八丈島ではよく見られる樹木です。
カラスザンショウは、ハチジョウカラスアゲハの成虫が卵を産む場所で幼虫の食草となります。
カラスザンショウは、シチトウタラノキやサクノキと似ていますが、葉の幅が狭く尖ったように見え、枝にはたくさんのトゲが見られます。
まもなく、ハチジョウカラスアゲハが見られるようになりますね
今日は、「2024年6月上旬、東京都八丈島で見られる植物 ーその1ー」と題してのお話でした。
気がついたら6月。八丈島の植物は大きく入れ替わっていました。
たくさん観察できましたので、今日はその1として紹介しました。
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