ぼ~っとネットを見ていましたら、「離島」の文字が・・・
よく見たら、「あつまれどうぶつの森(あつ森)」の離島ツアーの記事でした(笑)。離島ではレアな植物や生き物との出会いもあるようで、ゲームの世界でも離島をよく再現しているなぁ・・・と思いました。
今日は、「八丈島(離島)で過ごす、田舎暮らしのガイドの普通の1日」と題してのお話です。
都市で一生懸命働いている方々には大変申し訳ございませんが、私にとっては普通の1日です。とても優雅に見えますが、その代わり収入はないので、それで心のバランスを取ってください(笑)。
私の場合は、自然ガイドも仕事のうちです。お客様からご質問を受けたら、すぐに答えられるように練習しなければなりません。
八丈島の林道は、木陰で涼しく、とても過ごしやすいです。
涼みながら、野草や樹木をチェックします。一年を通じて、時期が変わるとどのように植物が変化をするかを知っていると、種の同定だけでなく、生活環の説明もより深くできます。
手を伸ばす距離に何か丸い実をつけた植物がありました
これはイヌビワです。この実は、まだ若く、これからどんどん色づきます。
今度は何やら絡まっているツルがありました
小さくて見栄えのいい綺麗な花も、たくさんつけています
これはヘクソカズラです。とんでもない名前ですね。
この植物を傷つけるとmethanethiolという揮発性の化合物が放出されます。methanethiolはとても臭いにおいがします。
これまでは、八丈島の普通の1日に見られる普通の植物でした
最後はこれ。この植物は、今年、初めて真面目に見ました。
これはハチジョウギボウシといいます。白に薄紫の色が混ざったたくさんの花をつけます。
どこにでもある花ではなく、季節と場所がうまく重なると見られます。私にとってはレアな花です。
締めは夕焼け。晴れていれば、八丈島にいると、こんなきれいな夕焼けが普通に見られます。
「あつ森」の世界では、離島はどのような価値のものを得られるかは、参加されるツアーに依存していますね。八丈島のようなリアルな離島に住むと、自身の立つ位置によって、見られるもの(ご褒美)が変わります。
お盆休みも終わってしまいましたが、ぜひ、頑張って働いて、余暇には八丈島でリアルあつ森ツアーを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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