2025年も年が明け、八丈島としてはここ数日いい天気が続いています。
と言いましても、1日で晴れ、曇り、雨の全ての天気が見られましたけれどもね(笑)
秋から仲良くなった野鳥たちですが、今では私がいても逃げずに、逆にすぐに安全と判断されて、すーっと近づいてくれます。
ここまで関係が良くなりますと、近すぎてピントが合わなくなりますので、遠くの個体を撮影することになります。
彼らがいくらサービスしてくれても、いろいろ遊んでも、ほぼ成熟した状態になってしまいました。
新たな挑戦をしなければならない時期になりました
そんなわけで、最近は八丈島中を回っています
今日は、「期待通りにならないことは多々ありますが、成功するためには諦めないことが何よりも大切」と題してのお話です。
ここ数日、八丈島としては良い天気ですが・・・
ここ数日、晴れ、曇り、雨とわずか1日のうちに全ての天気を体験しました。
八丈島は島ですので、天気がとても変わりやすいです。晴れはとても貴重な瞬間で、切れ味鋭い八丈小島が見られますし、少し気を抜きますと、雨で霞んでしまいます。
期待するシーンが見られなくても平心を維持
冬の八丈島では、地上では野鳥、海ではザトウクジラが見られます。情報では「見られる」なのですが、実際は見られるかどうかは運です。
現在、私もいくつかの調査地でフィールドを眺めています。ただ、期待通りのシーンが見られるのかといえば、正直に話しますと、空振りが多いです。
やらなければ見られないわけですから、やるしかありません。
何か来ないかな・・・
と空をぼ~っと眺めていることがほとんどですね。継続するためには、強く期待せずに平心を続けることだと思います。
期待していたトレイルカメラも空振りだった
今回、実は少し希望を持っていました。以前、トレイルカメラがハシブトガラスの食事場を突き止めていたからでした。
無ではなく、1つの結果を持っていたこと、天気も比較的良いことから、私は強い希望を持って海沿いのフィールドにトレイルカメラを仕掛けていました。
ところが、今回は何も写っていませんでした。写真は挙げませんが、すべて海でした。
その中で、良かったシーンを掲載します。トレイルカメラは上記の写真のように溶岩の絶壁の上に仕掛けてあります。
波が絶壁に当たりますと、水しぶきが舞い上がります。トレイルカメラが塩まみれになるのはこのためです。
水しぶきが上がり、日差しが刺さりました。この偶然の組み合わせによって生じた虹をトレイルカメラは見事に撮影していました。
成果はこれだけ。あとは新たな情報はほとんどありませんでした。
う~ん・・・
成果を上げるためには、自分が積み重ねてきたことを大切にする
私が現役の研究者だったとき、正しい操作で延々と実験し続けました。この行動はとても大切で、何回かに1回大きな成功を生み出しました。
今、私も観察を続けています。いくつかの証拠のピースを持っていますので、どこかで私の期待していることが起きると信じています。
それが、1日に1回、数日に1回、1週間に1回、2週間に1回、1ヶ月に1回のいつ起きるのかを調べています。どのスパンでも、必ず1回起きるのであれば、あとは簡単です。
やるべきことをして、ただ待つだけです
今は空振りが続いていますが、前を見ています
今日は、「期待通りにならないことは多々ありますが、成功するためには諦めないことが何よりも大切」と題してのお話でした。
最近は比較的天気の良い八丈島ですが、フィールドで待っていても、トレイルカメラを使っても期待通りなことを観察できていません。
上手くいかなかった結果は結果です。しかし、成功の秘訣はベストを尽くして待つことです。
最近は今の苦しい状態を楽しみながら時間を過ごしています
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