最近、Canonが最新のカメラEOS R3を発表しました。オートフォーカスで追従しながら連射30コマ/秒、瞳検出だけでなく動物検出もでき、野鳥写真を中心に撮影する私にとっては、すごい時代になったと思いました。
私が使っているEOS 7D Mark IIは、すでに販売終了。そして、カメラ自体の性能としても大きく差をつけられた格好です。
仕方のないことですけれどもね
八丈島に来てから、写真家になりたかった人生を回復する勢いで、狂ったように写真を撮ってきました。そのために、主力のEF400mm F5.6L USMは、使いすぎで壊れて修理することになりました。
見ないふりをしていましたが、工業製品には寿命があり、いつかは買い替えの時期がきてしまいます。
今日は、「避けて通れないカメラ・レンズの寿命と今後について」と題してのお話です。
私は中古の古いレンズを使っています
私が使っているレンズはこちらに掲載されています。
コンバーターをレンズ1本として数えますと、全部で10本のレンズが現役です。ほとんどは中古で、時間をかけて、少しずつ買い集めました。
一番古いのがCanonのEF50mm F2.5 Compact Macroで1987年製、一番新しいのものでもSigmaの70mm F2.8 DG MACRO Artの2018年製です。
けっこう古いですね
使わないときは、雨水を拭い、ホコリを払い、防湿庫で保管しています。でも、中古のレンズというか、どのレンズでもそうですが、使っていますと最終的には壊れます。
今使っているカメラの寿命は・・・
私は、CanonのEOS 6D Mark IIとEOS 7D Mark IIの2台のカメラを使っています。比較的高画素なEOS 6D Mark IIは風景、植物、昆虫の写真撮影用に、高速連写機のEOS 7D Mark IIは野鳥の写真撮影用に使い分けています。
カメラの寿命はシャッター回数で推測できます。両機のシャッター回数はShutterCountで調べました。
このペースで使い続けますと、EOS 6D Mark IIはあと7年、EOS 7D Mark IIはあと5年の寿命です。今よりももっとペースを上げて写真を撮りますと、寿命はもっと早まります。
普段は永遠に写真を撮り続けられると思っていましたが、実際に数字にしてしまいますと、カメラの寿命がずっしりと伸し掛かります。
遠かれ遅かれ、新しいカメラを買わなければならなくなることが分かりました
Canonのレンズは、EFマウントからRFマウントへの流れ
カメラに詳しい人はご存知のお話かもしれませんが、Canonは1987年にオートフォーカスカメラのEOS専用のEFマウントのレンズを生み出しました。
そして、2018年に新規格カメラのEOS Rシリーズ専用のRFマウントのレンズを発表し、現在、Canonはこちらのレンズに力を注いでいます。
だったら、新しいRFマウントのレンズとカメラを買ったら?
でも、新しいものなので、値段がとても高いのです
そう、今持っていますレンズ群と同じくらいのものをRFマウントのレンズで揃えようとしますと、すべてが新品なので、少なくとも300万円くらい必要です。
私が乗っている車2台分以上の価格、次に買おうとしているスズキのジムニーの一番高いグレードよりも高い価格です。
いくらなんでも無理ですね・・・
写真機材の寿命と今後について
計算をしたり、文章にすると、自分で気が付かなかったものが見えてきます。そうしますと、何も考えずに爆買して後悔することも抑えられます。
レンズには寿命があります。でも、カメラよりは長生きです。
そう考えますと、次は、EOS Rシリーズの何かとマウントアダプターEF-EOS Rのみを買い、今のレンズが壊れたら、そのときに熟考しながら一つずつ入れ替えをすれば、いいように思えます。
あと数年の間に、次のカメラを何にするか考えたいと思います
iPhone 8
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