2020年3月28日八丈島の鴨川林道へ行ってきました

八丈島のフィールド

以前、八丈島の林道の楽しみ方ついてのお話をしました。林道は山の中にありますので、歩くだけで様々な生き物と出会うことができます。私もけっこうな頻度で入ります。

八丈島の鴨川林道は行き止まりですが、例年の春に往復歩くだけで、

などが見ることができるフィールドです。

鴨川林道は、TEPCOの内燃力発電所の脇道から大坂トンネルの坂上側の脇道をはしる防衛道路から分岐しています。

2020年の3月末まで立ち入り禁止でしたが、ようやく解除になりました。

「2020年3月28日、八丈島の鴨川林道へ行ってきました」と題してのお話です。

結論から言いますと、ここは様子をよく知っている自然ガイドさんと一緒に行くべきだと思いました。その理由を順に説明します。

内燃力発電所から防衛道路へ入りますと、視界の悪いカーブがたくさんあります。このくらいは注意して運転すればいいので問題はありません。

ところが・・・、道路の脇に巨大な岩がありました。実は、私がここに入る数日前に友人も入ったのですが、この岩はなかったそうです。つまり、その数日の間にこの岩が転がり込んできたということになります。当たれば当然助かりません。

落石
ミラーと落石

鴨川林道の分岐からは何が起きるのか心配でしたので、分岐の駐車スペースに車をとめて徒歩で移動しました。

前を進むと鉄壁山の分岐付近に、昨年の今頃にはなかった削られた場所が出現します。友人の自然ガイドの方からの話ですと、ここは昨年の台風の時に起きた土砂崩れ跡だそうです。

さらに進みます。今度は道路全体に土砂が移動した跡が出てきました。さらに、道沿いでは土砂崩れの予兆である小さな石の落石が所々に現れます。

林道上の土砂
土砂崩れの兆候

写真には紹介していませんが、小さな石の落石箇所は他でも確認しました。私は色々な林道を歩いてきましたが、さすがにここは今行くのは早すぎると思いました。完全に流れ切って、落ち着くまで待った方がいいのではないかと思います。あるいは、どうしても行きたい場合は、鴨川林道の変化の様子を細かく知っている自然ガイドさんと一緒に行くべきだと思います。

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