EOS 7D Mark IIは今でも現役です。親指フォーカスの設定で、小鳥類の撮影には、私にとっては欠かせない機種です。
でも、EOS R3が私の手元に来てから3ヶ月。それまで、EOS 7D Mark IIで撮影してきましたので、異次元の性能に驚かされています。
7年の歳月の差は、凄すぎますね
EOS R3の使い方にも慣れ始め、全域AFと領域拡大AF+親指フォーカスの瞬時の切り替えもできるようになりました。
激しい潮風などの過酷な条件下以外では、EOS R3ばかり使っています。
今日は、「EOS R3を手にしてから、ずっと気にかけていること」と題してのお話です。
EOS R3を使うようになってから、ほとんど撮影ミスをしなくなりました
AFの素早さ、AEの正確性、高速連写、ファインダーの見やすく、そして、バッテリーの持ちがいい。EOS R3は私の理想を超えたカメラです。
シャッターボタンを押せば、30コマ/秒の連写です。シャッターを切る回数がEOS 7D Mark IIの3倍、ブラックアウトもしない。
野鳥の写真を撮るのはこんなに楽だった?
という驚きを毎日経験します。そして、必ず写って欲しい瞬間が撮れます。
撮影できないと思うことは、ほとんどなくなりました。
撮れて当たり前のEOS R3。次は何に気を使う?
私にとって、すべてが完璧なEOS R3です。
では、もう何も考えなくても、シャッターボタンを押して終わりですね
そう思えるでしょ?
でも、私は、もう少しだけ、気をつけていることがあるんです
1.撮影用のフィールド
撮影用のフィールドは、EOS R3ではなく、EOS 7D Mark IIを使っているころから心がけていることです。
野鳥の写真は、被写体がいなければ始まりません。野鳥の出現する時間と場所を調べ上げます。
これ、けっこう時間がかかります
仮説を立てながら、遠くから観察し、写真が撮られそうなフィールドを探し出します。
そして、多くいる個体の中で、私を恐れない個体を探し出します。うまくいきますと、野鳥の方から私が来て欲しいところへ来てくれます。
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
2.構図
EOS R3は、AF、AE、高速連写、ファインダー、そして、バッテリーの持ちと完璧な性能をもつカメラです。EOS R3は何でもオートで素早くやってくれます。
フィールドが完璧なら、あとは、シャッターボタンを押すだけで終わりってことですか?
私はもう一つハードルがあると思っています
それは、構図です
EOS R3には動物検出と瞳検出が装備されています。被写体をファインダーに入れさえすれば、勝手にピントが合います。
ファインダーで目にピントがきているのを確認しましたら、ファインダー内での被写体の位置の確認、背景の枝や枯れ葉の配置を見ています。
野鳥は生き物ですので移動します。野鳥といい関係を築ければ、自分の思った場所に野鳥を移動させ、脅かさずに楽に撮影できるようになります。
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
当たり前のことを言っているようですが、私にとっては、フィールドを作ることと構図はけっこうハードルが高いです。
教科書はどこにもありません。自分自身で工夫していくしかないですね。
そんなこんなで、私は、楽しく、苦しく、野鳥を撮影をしています
PR
EOS R3